谷田川 (茨城県)

谷田川の詳細解説

谷田川（やたがわ、やだがわ）は、茨城県の南部を流れる、利根川水系に属する一級河川です。この川は、つくば市の田園地帯を源流とし、牛久沼を経由して小貝川へと流れ込む、特徴的な流路を持っています。

流路の概要

源流から牛久沼への流入

谷田川は、つくば市長高野の田園地帯に端を発し、つくば市の西部を南へと流れます。途中、蓮沼川などの支流が合流し、龍ケ崎市に入ると、牛久沼の北側に流れ込みます。牛久沼には、谷田川の他に西谷田川や稲荷川も流入しています。

牛久沼からの流出と小貝川への合流

牛久沼の南側から流れ出した谷田川は、常磐線龍ケ崎市駅付近を南下し、龍ケ崎市川原代町付近で小貝川と合流します。この流れが、谷田川の全行程を形成しています。

支流

谷田川には、多くの支流が流れ込んでいます。主な支流は以下の通りです。

牛久沼流入前

蓮沼川
西谷田川
稲荷川
根古屋川
遠山川
江川（流出）

牛久沼流出後

牛久沼から流れ出した後には、特に大きな支流はありません。

橋梁

谷田川には、多くの橋が架かっています。これらの橋は、地域住民の生活を支える重要なインフラとなっています。

牛久沼流入まで

長高野橋（茨城県道53号つくば千代田線）
岩崎橋
横改三号橋
新旭橋
横改一号橋
紺橋（茨城県道200号藤沢豊里線）
高丸橋（茨城県道24号土浦境線）
百家橋（はっけばし）
名称不明
あやめばし
神橋
鬼ヶ窪橋
高田橋
新豊年橋（茨城県道123号土浦坂東線）
面野井橋
首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス
豊年橋（茨城県道123号土浦坂東線）
天神橋
水堀橋
江戸橋
首都圏中央連絡自動車道
小白硲橋（こしらはざまばし）
福田橋
谷田川大橋
谷田川橋（国道354号）
陣屋橋
搦手橋（からめてばし）
彦橋
電鉄橋（常南電気鉄道の未成線跡地を利用した電鉄通りに架かる橋）
谷田川橋（常磐自動車道）
羽成橋
谷田部高架橋（茨城県道19号取手つくば線）
成見橋
興南橋
丸山橋
房内橋
茎崎橋（千葉県道・茨城県道46号野田牛久線）
茎崎橋側道橋

牛久沼流出から小貝川合流まで

牛久沼大橋（国道6号）
八間堰橋
谷田川橋（国道6号）
堤橋
朝日橋
幸谷橋（茨城県道208号長沖藤代線）
常磐線
往還橋
* 名称不明

まとめ

谷田川は、茨城県南部の重要な河川であり、地域社会の生活や景観に深く関わっています。その流路や支流、そして数多くの橋は、この川が地域にとってかけがえのない存在であることを示しています。

もう一度検索