貞静学園短期大学

貞静学園短期大学について

概要

貞静学園短期大学は、東京都文京区小日向に本部を置く日本の私立短期大学です。1930年に設立され、2009年に大学としての設置が認可されました。本大学の略称として「貞静」や「貞短」が用いられています。

教育理念

本学の教育理念は「学問と人格の切磋琢磨・心の教育」であり、至誠・和敬・慈愛を建学の精神としています。この理念に基づき、学生は保育や介護福祉に関する専門的な知識と技能を学びます。

学科とプログラム

保育学科

保育学科では、保育士資格や幼稚園教諭二種免許状が取得可能で、系列の幼稚園での教育実習も取り入れています。学生は実践的なスキルを身につけることができ、卒業後は保育所や幼稚園に就職することが多いです。

専攻科

専攻科では介護福祉士の養成プログラムがあり、専門的な知識と技術を学べます。2023年には介護福祉専攻が募集停止となりましたが、過去には多くの卒業生が介護福祉士として活躍していました。

大学の歴史

貞静学園は1930年に創設され、80年以上の歴史を持ちます。2008年には短期大学の設置が文部科学省に認可され、2009年に開学しました。保育専門学校が短期大学に昇格したのは1981年以来のことです。

キャンパスの環境

キャンパスは東京都文京区にあり、交通は東京メトロ丸ノ内線の茗荷谷駅からアクセス可能です。大学の象徴的なカレッジマークは芽を出したばかりの花をイメージしており、教育の希望を表しています。

学生生活

クラブ活動

キャンパス内では様々なクラブ活動が行われており、体育系や文化系のサークルが存在します。具体的にはバスケットボール、テニス、音楽活動やボランティア活動など多岐にわたります。

大学祭

大学祭「EXPO TEISEI」は毎年12月に開催され、子ども向けのイベントが多く、親子で楽しむことができる企画が豊富です。ダンスやおもちゃの交易など、参加型のプログラムが多く用意されています。

卒業後の進路

短期大学としての初の卒業生は2011年に誕生し、2022年度の就職率では、公私立の保育所が約50％を占め、幼稚園にも多くの卒業生が就職している実績があります。また、複数の大学への編入学も可能で、さまざまな進路が選択されてきました。

付属機関

大学には附属図書館があり、在学生や卒業生、地域住民に開放されています。一般利用者は所定の手続きを経て利用可能です。また、地域社会への貢献として生け花やフラダンスの講座も行われています。

まとめ

貞静学園短期大学は保育者としての人格形成を重視し、専門的な教育を提供することで学生を育成しています。多様な学びの環境や活発な学生生活が魅力のひとつです。

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