超花火プロレス

超花火プロレス

超花火プロレス（ちょうはなびプロレス）は、日本のプロレス団体で、ダイコーZERO1が運営しています。この団体は、特に「爆破マッチ」を中心に据えたユニークな興行を数多く展開し、ファンに新たなエンターテイメント体験を提供しています。

歴史の始まり

超花火プロレスの起源は2012年に遡ります。この年の8月26日、横浜文化体育館にて開催された「横浜大花火」では、メインイベントとして大仁田厚と曙による壮絶な対戦が行われました。この試合は、ノーロープ有刺鉄線バリケードマットダブルヘルメガトン電流爆破デスマッチという、非常にインパクトのある名称のマッチであり、大仁田が敗れる結果となりました。この試合の成功を受けて、その後『大花火シリーズ』という名のもと 全国各地で電流爆破マッチが開催されるようになりました。

超花火プロレスの設立

2014年12月16日、超花火プロレスは『超花火シリーズ』として新たにスタートします。この改称に伴い、新しいタイトル「爆破王」の初代王座決定戦も計画され、元FMWの工藤めぐみがエグゼクティブ・プロデューサーに就任しました。2015年1月23日には、初の「なにわ超花火」大会が大阪府立体育会館で行われ、髙山善廣が初代爆破王に輝きました。

2月15日には、宇都宮市で「ファミリープロレス」や「プロレス地方創生」をテーマにした新しいシリーズが始まり、爆破の規模も縮小され、幅広い層に楽しんでもらえる工夫が施されました。同年6月25日には、超戦闘プロレスFMWとの業務提携が発表され、さらなる広がりを見せました。

プロレス団体としての発展

2020年2月14日、超花火プロレスはプロレス団体としての位置付けを強化することを発表しました。この新体制では、プロレスリングZERO1の田中将斗が兼任所属となり、団体の活動がより活発になることが期待されています。さらに、大仁田厚が「電流爆破」を商標登録した影響で、今後は『超プラズマ爆破デスマッチ』という新たな形での爆破マッチが行われることが決定しました。

2020年2月24日には、カルッツかわさきにて旗揚げ戦が開催され、この大会にはアジャコングも参加したことで注目を集めました。アジャコングはその後、OZアカデミー女子プロレスと兼任で代表取締役に就任することになり、組織をより活性化させる役割を担っています。

所属選手と特別なタイトル

超花火プロレスには多彩な選手が所属しています。アジャコングは代表取締役も兼任しており、プロレスリングZERO1から田中将斗も名を連ねています。また、NATSUMIなど多彩な選手が活躍しています。さらに、特筆すべきタイトルには「爆破王」や「爆女王」、そして「爆破王タッグ」があります。

当団体のレフェリーには神尊仁がフリーで参加しており、エクスプロージョン・プリンセスという役割もある工藤めぐみがスタッフの一員として活躍しています。これらの選手やスタッフが一体となって、超花火プロレスは新しいプロレス文化を創造し続けています。

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