足利赤十字病院

足利赤十字病院について

足利赤十字病院（あしかがせきじゅうじびょういん）は、栃木県の足利市にある医療機関です。この病院は日本赤十字社栃木県支部が設立したものであり、慶應義塾大学病院と関係があります。地域における中核的な医療機関として、さまざまな診療科が整備され、広範な医療サービスを提供しています。

沿革

1945年、足利地方病院として設立されたこの病院は、1949年に日本赤十字社に引き継がれ、現在の足利赤十字病院として新たにスタートを切りました。当初の所在地は足利市本城3丁目でしたが、2011年には新たに足利競馬場跡に移転し、より充実した医療環境を整備しました。新病院は、移転にあたって最先端の設備が導入され、2015年には国際的な認証も取得。2017年には日本国際病院としての認定を受けています。

診療科の紹介

足利赤十字病院では、以下の多様な診療科が設置されています：

• - 内科
• - 神経内科
• - 呼吸器内科
• - 消化器内科
• - 循環器内科
• - 小児科
• - 外科
• - 整形外科
• - 形成外科
• - 脳神経外科
• - 呼吸器外科
• - 心臓血管外科
• - 皮膚科
• - 泌尿器科
• - 産婦人科
• - 眼科
• - 耳鼻咽喉・頭頸部外科
• - 麻酔科
• - 歯科口腔外科
• - 放射線診断科
• - 放射線治療科
• - リハビリテーション科
• - 緩和ケア内科
• - 救急科

これらの診療科は、患者のさまざまなニーズに対応できるよう、各専門領域に特化した医療を提供しています。特に救急医療に強みを持ち、救命救急センターは3次救急医療の指定を受けています。

医療機関の指定

足利赤十字病院は、地域社会における医療の重要な拠点として、いくつかの指定を受けています。具体的には、栃木県広域救急医療システムの二次救急医療病院、エイズ診療拠点病院、災害拠点病院、地域周産期母子医療センターなど、多岐にわたる指定を受けており、地域全体の医療水準向上に貢献しています。

アクセス

足利赤十字病院へは、公共交通機関を利用した場合、電車でのアクセスも便利です。東武伊勢崎線の足利市駅や野州山辺駅からタクシーで約10分、また、JR東日本の足利駅からも約10分の距離にあります。また、バス利用も可能で、あしバスアッシーを利用して約15分でアクセスできます。車の場合は、北関東自動車道の太田桐生ICから約10分、足利ICから約20分です。

研修・実習病院としての役割

この病院は地域の教育機関とも連携しており、看護学校の実習病院としての指定も受けています。この取り組みにより、次世代の医療従事者の育成にも寄与しています。

足利赤十字病院は、地域の健康を支える重要な役割を果たしており、今後もさらなる医療の発展に寄与していくことが期待されています。

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