踊る大捜査線 THE GAME 潜水艦に潜入せよ!

踊る大捜査線 THE GAME 潜水艦に潜入せよ!

『踊る大捜査線 THE GAME 潜水艦に潜入せよ!』は、バンダイナムコゲームスが2010年7月15日にニンテンドーDS向けにリリースしたアドベンチャーゲームです。このゲームは、人気テレビドラマ『踊る大捜査線』の世界観を基にし、主人公たちの緊張感あふれる捜査をプレイヤーに体験させる内容となっています。ゲームは、パッケージや画面上のキャラクターがドラマに似たイラストで描かれ、ボイスは収録されていませんが、その分別の形で物語を楽しむことができます。

ストーリー概要

本作のストーリーは、劇場版第1作と第2作の間で起こる架空の事件「潜水艦事件」が中心となります。この事件は、元々「潜水艦事件」として『THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』のために考えられたプロットですが、一度はボツになりました。しかし、物語の中で青島と室井の会話に触れられ、さらには『容疑者 室井慎次』の中でその詳細が明らかにされました。

潜水艦事件は、2002年3月19日に湾岸署管内で発生した、自衛官の殺害事件として始まります。捜査本部が湾岸署に設立され、青島とその仲間たちが捜査を開始しますが、自衛隊の協力が得られず、捜査は難航します。しかし、室井が潜水艦に関する内部告発を受け、本格的な捜査が再スタート。青島は潜水艦に潜入し、捜査を展開することになります。犯人が潜水艦を乗っ取り、テロを起こそうとする場面では、青島の機転によって事件は解決を見せます。

ゲームシステムとモード

本ゲームの主なプレイモードは「刑事課」で、プレイヤーは各章をクリアすることで進行していきます。捜査内容は「ミッション」が中心となり、様々なスリリングな要素が含まれています。プレイヤーは、取り調べやハッキング、さらにはテレビの修理といった多彩なミニゲームを通して物語を進めていきます。また、要所で登場する「ロジックモード」では、実際に捜査情報を整理しながら、容疑者の絞り込みを行うことでストーリーが展開します。

さらに、資料室では登場人物やシリーズのあらすじを見ることができ、通信室では名刺をすれちがい通信で交換できます。これにより、さまざまな肩書きやデザインが増えていく楽しみも用意されています。

登場人物

このゲームには、劇中に登場する多くのキャラクターたちが含まれています。主要キャラとしては、青島俊作（織田裕二）、室井慎次（柳葉敏郎）、恩田すみれ（深津絵里）、真下正義（ユースケ・サンタマリア）らがいます。彼らの個性的なキャラクターが、ストーリーにさらなる深みを加えています。

まとめ

『踊る大捜査線 THE GAME 潜水艦に潜入せよ!』は、人気テレビドラマを基にした作品であり、緊迫感溢れる捜査や多彩なプレイ要素が詰まっています。ファンにとってはおなじみのキャラクターたちとともに、独自のストーリーを楽しみながら、プレイヤー自身が事件の真相を解き明かす瞬間を体験できます。

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