身曾岐神社

古神道本宮 身曾岐神社：自然と神話の息づく聖地

山梨県北杜市小淵沢町に位置する身曽岐神社は、天照大神と天徳地徳乍身曾岐自在神を主祭神として祀る神社です。約4万坪もの広大な敷地に、本殿を始めとする様々な建物が点在し、神聖な雰囲気に包まれた境内は、訪れる人々を静謐な世界へと誘います。

創建と歴史

1985年、禊教の教主である坂田安儀氏によって創建されました。当初は禊教本部聖地「高天原」として整備され、後に東京都世田谷区に移転した後も、神社自体は山梨の地で信仰の中心として大切に守られてきました。2004年からは宗教法人「かむながらのみち」が所有することとなり、現在に至ります。

ゆかりの著名人

身曽岐神社は、多くの著名人と関わりを持っています。特に、人気音楽グループ・ゆずが能楽殿で度々ライブ公演を開催したことや、2011年にはボーカルの北川悠仁さんとフリーアナウンサーの高島彩さんの結婚式が挙げられたことは広く知られています。また、auのCM撮影にも使用されるなど、メディアにも頻繁に登場する神社となっています。

境内施設

広大な境内には、神聖な儀式を行うための様々な建物が配置されています。

本殿: 唯一神明造の荘厳な本殿は、神社の中心であり、神霊が宿る聖なる空間です。
能楽殿: 伝統芸能である能楽の公演が行われる能楽殿は、ゆずのライブやCM撮影など、様々なイベントに使われています。
火祥殿・水祥殿: 火と水を象徴する建物で、それぞれに神事が執り行われます。
瑞松宮: 境内にある小さな社で、静かな雰囲気の中で神様を祀っています。
* 光臨館・養生館: 訪れた人々が休憩できる宿泊施設も備えられています。

神事

身曽岐神社では、年間を通して様々な神事が行われています。元旦祭、例大祭、新嘗祭など、季節の移ろいを感じさせる神事を通して、人々は自然の恵みと神への感謝を捧げます。また、月次祭や火祥神事など、定期的に行われる神事も信仰の中心となっています。具体的な年間行事としては、元旦祭、初頭祭、祈年祭、紀元祭、春の祖霊祭、いのちをまつるみまつり、夏越の大祓、例大祭、観月祭、秋の祖霊祭、新嘗祭、創立記念祭、火祥大祈願祭、年越の大祓、除夜祭などがあります。月次祭は毎月1日（水祥殿）、12日（本殿）に行われ、火祥神事（火祥殿）は毎月2日、12日、22日に行われます。

アクセス

身曽岐神社へのアクセスは、公共交通機関に加え、マイカーでのアクセスも可能です。雄大な自然に囲まれた場所に位置しているため、ドライブがてらの参拝もおすすめです。

まとめ

身曽岐神社は、自然豊かな環境に恵まれた、歴史と伝統を重んじる神社です。神事を通して地域の人々の信仰を集め、多くの著名人にも愛される場所となっています。広大な境内と荘厳な建物、そして年間を通して行われる神事は、訪れる人々に深い感動と癒やしを与えてくれるでしょう。 静寂の中で神々しい空気を味わい、自然と一体となるような体験が出来る場所と言えるでしょう。

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