辻本貴則

辻本貴則：ジャンルを超越する映像クリエイター

辻本貴則監督は、1971年大阪府生まれ。映画、テレビドラマ、アニメーション、ゲームと、幅広いジャンルで独創的な映像世界を創り上げてきた人物です。自主映画制作からキャリアをスタートさせ、その才能を開花させていきました。

才能が開花するまで

辻本監督は、歯科技工士として働く傍ら、1998年に自主映画製作チーム“T3AAエンターテイメント”を結成。精力的に作品を発表し、数々の賞を受賞しました。その才能は、第6回ガン・アクション・ムービー・コンペティションで、審査員を務めていた押井守、きうちかずひろ、大川俊道といった著名なクリエイターたちに高く評価され、彼らの企画によるオムニバス映画『KILLERS キラーズ』の一編『PERFECT PARTNER』で商業映画監督としてデビューを果たします。

幼少期には、特撮テレビドラマ『ウルトラマン』、『ウルトラセブン』、『帰ってきたウルトラマン』に夢中になったという辻本監督。その影響は、後の作品にも色濃く反映されています。

多彩な監督作品

辻本監督の作品は、ジャンルもスタイルも多岐にわたります。

映画：『ハード・リベンジ、ミリー』シリーズや『BUSHIDO MAN：ブシドーマン』など、アクション映画を中心に、フルCGアニメーション作品『バイオハザード: ヴェンデッタ』など、その活躍の幅は広いです。近年では『ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦！光と闇のアーク』の監督も務めます。
テレビドラマ：『ウルトラマンX』や『ウルトラマンR/B』など、ウルトラマンシリーズの監督を多数担当。その他、『HiGH&LOW Season2』や『ウルトラマンZ』など、様々な作品でその手腕を発揮しています。
アニメーション：モンストアニメシリーズの監督も務めるなど、アニメーション分野でも活躍しています。
ゲーム：『アルスラーン戦記×無双』のオープニングムービー監督や『WILD HEARTS』のイベントシーン監督を手掛けるなど、ゲーム業界にも進出しています。

ウルトラマンシリーズへの愛情

辻本監督は、ウルトラマンシリーズへの深い愛情を持つことでも知られています。『ウルトラマンX』の担当回では、登場する怪獣の顔を愛犬に似せたり、怪獣に愛犬の名前を付けるなど、遊び心あふれる演出も話題となりました。

映像クリエーターとして

自主映画から商業映画、テレビ、アニメ、ゲームと、様々なフィールドで活躍する辻本貴則監督。その作品は、常に新しい映像表現への挑戦に満ち溢れています。今後、どのような作品で私たちを驚かせてくれるのか、その活躍から目が離せません。

辻本貴則 Website
辻本貴則 (@TakaTsujimo) - X（旧Twitter）

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