辻結花

辻 結花（つじ ゆか）

辻結花は1974年12月11日に大阪府枚方市で生まれた、日本の女性総合格闘家です。彼女は初代SMACKGIRLライト級王者であり、初代VALKYRIEフェザー級王者に輝くなど、総合格闘技界における重要な選手の一人です。

来歴

辻は中京女子大学でレスリングを学び、そこで数多くの実績を残しました。1997年にはアジア女子選手権51kg級で3位、1998年の全日本女子選手権でも同じく3位を記録。1999年にはポーランドオープンで優勝し、2000年にはスウェーデンカップでの勝利を収めました。

2001年には全日本アマチュア修斗選手権女子フェザー級にエントリーしますが、その際、もう一人の選手が怪我により欠場し、トーナメントは成立しませんでした。同年12月にAXでの星野育蒔戦で総合格闘技デビューを果たし、無敗のエース的存在である星野を一本勝ちで下し、注目を浴びました。

その後、2002年にスマックガールに参戦、篠原光との試合では相手の体調不良でドタキャンとなりましたが、彼女はその後も勝利を収めます。2002年10月にはJAPAN CUP 2002に出場し、12月29日の決勝戦で金子真理に勝利し、優勝を果たしました。

2003年のDEEP 11th IMPACTでのタバレスとの対戦では、腕ひしぎ三角固めで敗れましたが、その後、INOKI BOM-BA-YE 2003で判定勝ちを記録しました。また、2004年にはエリカ・モントーヤに対し、腕ひしぎ十字固めで一本勝ちを収めています。

2005年にはスマックガールのライト級王座決定戦に挑戦し、渡辺久江を破り初代女王に輝く。その後、3度の防衛に成功しました。2007年にはタバレスとの再戦でKO勝ちを収め、4年前の敗戦をリベンジします。2008年にはVALKYRIEの旗揚げ戦に出場し、メインイベントでV一に勝利しました。

2009年にVALKYRIE 02で初代フェザー級王座を賭けた試合では、ケイト・マルティネス相手に一本勝ちを収め、王者となります。しかし、その後のタイトルマッチで肩の怪我により欠場し、2010年の再戦でV一に敗れ、約6年半ぶりに黒星を喫しました。

その後も手術を経て、2012年に復帰戦を果たし、ソン・ヒョギョンに勝利しました。彼女の闘志と努力は、多くのファンを魅了し続けています。

獲得タイトル

• - 初代VALKYRIEフェザー級王座
• - 初代スマックガールライト級王座
• - スマックガール JAPAN CUP 2002 ミドル級トーナメント 優勝

入場テーマ曲

• - 『ドント・ストップ・ミー・ナウ』（クイーン）
• - 『BRAVE SOLDIER』（オリジナル曲）

関連項目

• - 女子総合格闘家一覧
• - VALKYRIE選手一覧

辻結花はその驚異的なキャリアにより、日本の総合格闘技界において特別な存在となっています。彼女の試合は多くの人々にインスピレーションを与え、今後の活躍も期待されています。

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