辻野隼大

辻野 隼大

プロフィール

生年月日：2002年12月25日
主なポジション：フルバック、センター
* 所属チーム：コベルコ神戸スティーラーズ

経歴

中学時代

大阪府に生まれた辻野隼大選手は、大阪市立長吉西中学校に入学後、中学1年生の時にラグビーの道へと進みました。若い頃からその才能を発揮し、中学3年時には大阪府中学校代表チームの一員として、第23回全国ジュニア・ラグビーフットボール大会に出場。見事にチームを優勝へ導く活躍を見せました。

高校時代

2018年には、全国でも有数のラグビー強豪校である京都成章高等学校に進学します。高校1年生の時点から公式戦に出場する機会を得ると、その後は全国高等学校ラグビーフットボール大会、通称「花園」に3年連続で出場するという素晴らしい経歴を刻みました。高校3年生時にはチームの共同主将という重責を担い、チームを牽引して花園の決勝まで駒を進めます。惜しくも優勝は逃したものの、全国準優勝という輝かしい成績を残し、高校ラグビー界にその名を刻みました。

大学時代

京都産業大学に進学後も、チームの中心選手として目覚ましい成長を遂げました。2年生の時には、関西大学リーグ戦では途中出場する機会が多かったものの、全国大学ラグビーフットボール選手権大会ではフルバック（背番号15）として準々決勝と準決勝に先発フル出場し、チームがベスト4に進出する原動力となりました。3年生になると、スタンドオフ（背番号10）やフルバック（背番号15）といった重要なポジションでプレーし、大学選手権を含むすべての公式戦に先発出場を果たします。この年間を通じての安定した活躍が評価され、2023年度の関西大学Aリーグにおいて「ベスト15」に選出されました。大学最後の年である4年生では再び共同主将を務め、チームをまとめ上げます。リーグ戦では主にセンターとして出場しましたが、大学選手権ではフルバックとしてプレーし、チームは4年連続で準決勝（ベスト4）に進出しました。

プロキャリア

大学での確かな実績と将来性が高く評価され、2025年1月24日、ジャパンラグビーリーグワンに所属するコベルコ神戸スティーラーズへのアーリーエントリーによる加入が正式に発表されました。これは、大学を卒業する前にプロ契約を結び、リーグワンの舞台に立つことを意味します。2025年3月に京都産業大学を卒業し、プロラグビー選手としてのキャリアを本格的にスタートさせます。大学時代に培った高いスキルとリーダーシップを武器に、コベルコ神戸スティーラーズでの今後の活躍が大きく期待されています。

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