近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校

近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校について

近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校は、広島県東広島市高屋うめの辺に位置する私立の教育機関で、近畿大学の系列校として確固たる地位を築いています。1996年に近畿大学附属福山校の東広島校舎として設立され、1999年に独立校へと昇華しました。その際、附属の中学校も設立され、併せて教育機関としての幅広いサービスを提供しています。さらに、2013年には「近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校」という名称に改称されたという歴史があります。

学校の概要

近畿大学工学部が隣接していることから、学術的な連携も期待される環境が整っています。学校名にある「うめの辺」は、近畿大学の校章に描かれた梅の花に由来し、元近畿大総長の世耕政隆氏が命名したことでも知られています。

アクセス

この学校へのアクセスは、JR西日本の山陽本線西高屋駅から約1.5kmと良好です。駅からは徒歩で20～25分程度、または路線バスを利用することで4～12分程度で到着することが可能です。

校風と教育方針

近畿大学附属広島高等学校・中学校の教育は、「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人になろう」という校訓を基盤に展開されています。生徒は、高い学力を持ち、深い思索力と旺盛な探究心を養い、創造的な能力を身につけることが期待されています。また、礼儀正しさや豊かな情操を育むことに注力し、規則を守り責任を果たす姿勢も重視されています。さらに、国際的視野を持ち、社会的な問題を公平に判断できる力を育成することも目指す重要な教育目標です。

年間行事

学校の年間行事には、体育祭と文化祭があり、特に「近校祭」と呼ばれています。体育祭は毎年4月下旬に行われ、生徒はクラスや学年単位で団対抗で競い合います。2013年度からは中学校も全て4クラス制へと移行し、競技の編成が見直されました。また、文化祭は毎年9月から10月の中旬に実施され、1日目には中学校の合唱コンクールや高校のステージ発表が行われ、2日目には模擬店なども出店される楽しいイベントです。

卒業生の活躍

この学校の卒業生には、俳優のさいねい龍二さんや、テレビ新広島のアナウンサー中西敦子さんなど、さまざまな分野で活躍する著名人が多くいます。

関連校

近畿大学系列の学校には、東大阪市の近畿大学附属高等学校・中学校、和歌山県新宮市の近畿大学附属新宮高等学校・中学校、兵庫県豊岡市の近畿大学附属豊岡高等学校・中学校、福岡県飯塚市の近畿大学附属福岡高等学校、福山市の福山校、和歌山県和歌山市の和歌山高等学校・中学校などがあります。

まとめ

近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校は、教育と文化を重んじる地域に根ざした学校です。生徒たちは学業だけでなく、人間的な成長も促され、豊かな未来に向かって羽ばたいています。

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