通町筋停留場

通町筋停留場の概要



通町筋停留場（とおりちょうすじていりゅうじょう）は、熊本県熊本市中央区手取本町4番地に位置しています。熊本市交通局によるこの電停は、鶴屋百貨店の近くにあり、そのため「鶴屋百貨店前」の副名称があります。停留所番号は11で、A系統およびB系統が停車します。

歴史


この停留場の歴史は、1924年にさかのぼります。初めは手取本町駅として開業しましたが、その後一時廃止されました。1950年12月16日には通町筋停留場として再開業し、現在も多くの利用者に便利な交通手段を提供しています。

名称の由来


停留場の名称は周辺の地名に由来しています。通町は、熊本城への主要交通路であったことからその名が付けられ、上通・下通は通町の上下に位置することによります。

停留場の構造


停留場は相対式2面2線で、全長は約20メートルです。北側は健軍町方面、南側は熊本駅前および上熊本方面への乗り場となっています。利用者は横断歩道を渡ってアクセスが可能です。さらに、車椅子の利用者にも配慮がなされた環境が整っています。

利用状況


2015年度のデータによれば、通町筋停留場の乗車人員数は3850人に上りました。熊本市の繁華街にあることから、熊本駅前停留場に次いで利用者数が多く、交通局の中でも重要な役割を果たしています。

周辺環境


通町筋停留場の周辺は中・南九州地区で最大規模のショッピングゾーンとなっており、さまざまな百貨店やファッションビルが立ち並びます。特に、上通と下通の大アーケード商店街がこの電停の両側を貫通しており、多くの人々で賑わっています。元々の建物の中である鶴屋百貨店本館やウィング館を中心に、現代美術館やファッションビルで構成される立地は、多様な利用者のニーズに応えるものです。

停留場を挟んで西側を見上げると、ビルの間から熊本城の天守閣を眺めることもできます。

利用可能なバス路線


通町筋周辺には多くのバス路線も通っており、中心市街地と郊外を結ぶ重要な地点となっています。北・東区方面行きのバスは、２つののりばに分かれており、それぞれ異なる目的地に向かいます。また、南区や西区方面行きのバスも鶴屋百貨店本館前に停まります。具体的には、熊本都市バス、産交バス、電鉄バスなど、多様な交通手段が利用可能です。

周辺施設・ランドマーク



この停留場周辺は、文化的な側面もあり、地元の人々や観光客にとって、魅力的なスポットです。停留場を利用することで、熊本市の賑わいを肌で感じられるでしょう。

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