進徳女子高等学校

進徳女子高等学校

進徳女子高等学校は、広島県広島市南区にある私立の女子高等学校です。浄土真宗（西本願寺）系の学校で、2008年には創立100周年を迎えました。広島市内中心部の国道2号線沿いに位置し、交通の便も良い場所にあります。

特徴

進徳女子高等学校は、伝統を重んじながらも、時代に合わせた新しい取り組みを積極的に行っています。

制服: 2007年に制服をリニューアルし、中四国・九州地方で初めてELLEブランドのトータルコーディネート制服を導入しました。洗練されたデザインが評判を集めています。
食育デザイン科: 広島県内の私立高校として初めて、調理師の国家資格取得が可能な食育デザイン科を2007年に新設しました。食に関する専門知識や技術を学び、県内外のコンクールにも積極的に参加しています。
キャリアデザインコース: 2013年度からは、普通科にキャリアデザインコースを新設。生徒一人ひとりの個性や才能を伸ばし、将来の夢や目標の実現をサポートしています。

教育方針

設置者の学校法人進徳学園は、浄土真宗本願寺派の関係学校法人であり、学校グループ「龍谷総合学園」に加盟しています。

部活動

進徳女子高等学校は、部活動も盛んです。

バレーボール部: 近年、全国大会にも出場している強豪です。元JTの小田雅志監督を迎え、強化を図っています。2008年には春の高校バレーに17年ぶりに出場しました。
卓球部: 2012年に全国大会に初出場を果たしました。2013年にはシングルス・ダブルス・団体の全種目でインターハイに出場しています。
雅楽部: 県内唯一の雅楽部として、伝統文化の継承に貢献しています。

STU48との連携

AKB48グループのSTU48が出演する広島テレビ制作の「STU↗でんつ!」の収録が、学校の教室で行われています。ダンス部や卓球部も収録に参加し、地域との連携を深めています。

沿革

1908年 - 永井龍潤により進徳女学校として創立
1911年 - 進徳実科高等女学校に昇格
1935年 - 進徳高等女学校と改称
1945年 - 原爆投下により校舎が全焼。教職員・生徒に多数の犠牲者を出す
1948年 - 学制改革により新制進徳女子高等学校として発足
2007年 - 食育デザイン科を新設
2013年 - 普通科キャリアデザインコースを新設

著名な出身者

大田洋子（小説家）
斉藤満喜子（アイドル歌手：おニャン子クラブ・うしろ髪ひかれ隊）
平岡恵子（ミュージシャン）
海野ゆかり（競艇選手）
内田役子（バレーボール選手）
末国愛里（バレーボール選手）
川岡美由紀（バレーボール選手）
田井琴美（バレーボール選手）
栗栖明歩（バレーボール選手）

関連情報

進徳女子高等学校
進徳高等女学校慰霊碑

進徳女子高等学校は、生徒一人ひとりの個性と才能を尊重し、社会で活躍できる女性の育成を目指しています。

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