道の駅あいの土山

道の駅あいの土山

概要

道の駅あいの土山は、滋賀県甲賀市土山町に位置し、国道1号沿いにある道の駅です。地元の特産物を売る物販エリアや飲食スペースが設けられており、訪れる人々に新鮮な農産物や名物グルメを楽しんでもらっています。施設の名称は、土山町に由来し、歴史的な背景も持っています。

施設の紹介

当道の駅は、特に地元特産の土山茶や新鮮野菜、地酒、そしてスイーツなど、地域の特色を生かした商品を揃えています。また、甲賀市産のもち米を使った美味しいおこわも絶品です。このように、訪れる人々は食文化に触れながら買い物や食事を楽しむことができます。

2025年には新たに建設された施設棟がオープンしました。設計は隈研吾氏が手がけており、和モダンをテーマにした洗練されたデザインが魅力です。この2階建ての建物は約2150平方メートルの大きさがあり、地域の木材を使用したユニークな外観が特徴です。

便利な設備も整っていて、滋賀県内初の自動販売機でおむつを購入できるスポットもあります。このサービスはダイドードリンコや大王製紙といった企業との共同プロジェクトによるものです。

営業時間・施設情報

道の駅あいの土山の営業時間は9:00から17:00で、火曜日が定休日です。ただし、祝日には営業し、その翌日に休館となります。

駐車場の収容台数は普通車が74台、大型車が12台、身障者用には2台を用意しており、来訪者にとってアクセスの良さが確保されています。トイレも充実しており、男女別に多くの個室が設けられています。

加えて、休憩室は畳敷きで、ゆったりとした時間を過ごせます。また、別館「やまなみ館」でも和風ラテおだんごが楽しめ、観光客はリラックスしながら大阪・滋賀の魅力を再発見できます。

沿革

道の駅あいの土山は1981年に設立された「土山町自然休養村管理センター」から始まり、1993年には道の駅として正式登録されました。これは国土交通省が制定した道の駅の最初の登録の一つで、滋賀県内では初めて、近畿地方でも最初の道の駅として多くの訪問者に親しまれています。

しかし、40年以上の時を経て施設は老朽化が進み、甲賀市は2025年度の完成を目指してリニューアル工事を進めました。リニューアル後は駐車場の広さが拡充され、防災道の駅としての機能も追加されました。受け持った工事は総額19億8000万円に上り、地域に新しい活力をもたらすことが期待されています。

アクセス

道の駅あいの土山へのアクセスは、自動車利用の場合、新名神高速道路の甲賀土山ICから約8分で到着することができます。周辺には田村神社ややまびこドーム、地元の学校などもあり、観光スポットとしての魅力も添えています。

このように、道の駅あいの土山は地域の風土を体感できる場所であり、訪れる人々にとって大切なひとときを提供しています。

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