道の駅きつれがわ

道の駅きつれがわ：栃木県さくらの魅力拠点

歴史と温泉が調和する道の駅

栃木県さくら市に位置する道の駅きつれがわは、国道293号沿いにあり、関東地方で最初に温泉を導入した道の駅として有名です。豊かな自然と歴史に彩られたこの地で、旅の疲れを癒やし、地域の文化に触れることができる魅力的なスポットとなっています。

温泉施設「荒川の湯」「内川の湯」

道の駅きつれがわの最大の魅力は、なんといっても温泉です。「荒川の湯」と「内川の湯」の2つの浴場があり、男女日替わり制で利用できます。日帰り入浴はもちろん、水着持参であれば、歩行浴プールやジェットバスなどを備えたクアハウスも利用可能です。温泉は、地元の町長の親族夫妻による私財からの寄付によって掘削されたもので、その功績を称えるレリーフが券売機横に飾られています。

2017年リニューアルと2023年再開

2017年には、野口雨情が過ごした大正時代をテーマにした内装の飲食店や物販店が入居する新館を増築し、リニューアルオープンしました。大正ロマンを感じさせる情緒あふれる空間は、多くの観光客を魅了しています。2022年には火災による被害を受けましたが、同年10月に温泉施設を先行オープン、そして2023年1月には全面的なリニューアルを経て、再びその門戸を開きました。復旧工事と同時に、施設全体が「大正ロマン風」に模様替えされ、より魅力的な空間へと生まれ変わっています。

多様な施設と充実したサービス

道の駅きつれがわには、温泉施設の他に、多様な施設が充実しています。広々とした駐車場（普通車242台、大型車17台など）、トイレ、公衆電話などの基本的な設備に加え、地元の特産品を販売する直売所、フードコート、ラーメン店、餃子店、パン工房など、食事や買い物を楽しむことができる施設が揃っています。さらに、イベントステージ、足湯、温熱利用ハウスといったユニークな施設もあり、一日中楽しむことができます。

アクセスと周辺情報

道の駅きつれがわへのアクセスは、国道293号、栃木県道74号、180号、222号などから可能です。JR氏家駅からは「観光温泉バス」も運行されているため、公共交通機関を利用したアクセスも便利です。周辺には、さくら市役所喜連川庁舎、喜連川消防署、喜連川郵便局、さくら市立喜連川小学校などがあり、地域の中心地としての役割も担っています。

まとめ：歴史と自然と温泉が織りなす魅力

道の駅きつれがわは、歴史と自然、そして温泉が調和した、魅力あふれる道の駅です。リニューアルを経て、さらに快適で充実した施設となっています。栃木県さくら市を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。心に残る旅の思い出となることでしょう。

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