道の駅のと千里浜

石川県羽咋市千里浜町に位置する「道の駅のと千里浜（みちのえきのとちりはま）」は、市道羽咋3号線沿いに設けられた休憩・交流拠点です。この道の駅は、波打ち際の砂浜を自動車で走ることができる「千里浜なぎさドライブウェイ」のすぐ近くにあり、その玄関口としての役割も担っています。

施設概要

道の駅のと千里浜は、ドライバーの休憩だけでなく、地域特有の魅力を発信する場として、様々な施設を備えています。

物販・飲食施設

地元の食や特産品を楽しむことができる施設が充実しています。
かわんちまーと: 新鮮な地元産の農産物や海産物、土産物などを購入できる直売所兼売店です。平日は午前9時から午後5時まで、土日祝日は午前9時から午後6時まで営業しており、季節ごとの旬の味覚を見つけることができます。
のとののど: 地元の食材を活かした料理を提供するレストランです。通常の営業時間は午前11時から午後4時ですが、2022年時点では新型コロナウイルスの影響により、午前11時30分から午後2時までの短縮営業となっていました。最新の営業時間は事前に確認することをお勧めします。
ファーマーズベーカリー: 焼きたてのパンを提供しています。午前9時に開店し、パンがなくなり次第閉店となります。
マルガジェラート: 地元の素材を使ったフレッシュなジェラートを楽しめるお店です。午前10時30分から午後4時まで営業しています。

休憩・情報発信

のとのまど: 観光情報を提供したり、休憩したりできる情報スペースです。利用時間は午前9時から午後6時までですが、12月から3月までの冬季期間は午後5時までの利用となります。
広々とした駐車場は普通車150台、大型車6台、身障者用5台分のスペースがあり、余裕を持って駐車できます。また、20器のトイレも整備されています。
多目的広場は、イベントスペースや利用者の憩いの場として活用されています。

特徴的な設備

足湯「だいこん足の湯」: 旅の途中でリフレッシュできる足湯施設です。道の駅の営業時間中に利用可能ですが、冬季は閉鎖されます。
RVパーク: キャンピングカーなどの旅行者向けの駐車スペースが4台分用意されています。利用には事前の予約が必要です。
タイヤシャワー: 千里浜なぎさドライブウェイを走行した際に、車体の足回りに付いた砂を洗い流すための便利な設備です。千里浜ならではの施設と言えるでしょう。
* 巨大砂像: 敷地内には迫力ある巨大な砂像が設置されています。開業当初の大黒天の砂像の際には、その隣に設置された投げ銭箱に1年間で63,576円が集まり、全額が千里浜の保全に取り組む「千里浜再生プロジェクト」へ寄付されました。

アクセス

道の駅のと千里浜へは、車でも公共交通機関でも比較的容易にアクセスできます。
自動車を利用する場合、E86 のと里山海道の千里浜インターチェンジを出てすぐの場所にあります。石川県道232号若部千里浜インター線も利用できます。
公共交通機関では、JR西日本七尾線の羽咋駅から、羽咋市が運営する地域循環バス「るんるんバス」の市内循環コースに乗車し、「道の駅のと千里浜」バス停で下車してください。羽咋駅からの所要時間は約11分です。

管理・休館日

この道の駅は、設置者である羽咋市から指定管理者である「羽咋まちづくり株式会社」が委託を受けて管理・運営しています。羽咋まちづくり株式会社は、2022年時点では羽咋市の岸博一市長が社長を務めていました。
施設の休館日はそれぞれ異なり、「のとのまど」は毎週水曜日が定休日です。一方、「かわんちまーと」や「のとののど」などの物販・飲食施設は、第2・第4水曜日が休館日となっています。来訪の際は事前に営業日をご確認ください。

道の駅のと千里浜は、千里浜観光の拠点として、また地域の魅力を体験できる場所として、多くの人に利用されています。特に千里浜なぎさドライブウェイを訪れる際には、立ち寄って地元の特産品を味わったり、ユニークな施設を利用したりするのに最適なスポットです。

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