道の駅内子フレッシュパークからり

道の駅内子フレッシュパークからり

愛媛県喜多郡内子町にある国道379号沿いの道の駅「内子フレッシュパークからり」は、地域に根ざした活動が評価され、平成27年度に全国モデル道の駅に選ばれました。

概要

内子町は、観光農業の振興を目指し、1992年に「フルーツパーク構想・基本計画」を策定。その計画に基づき、1994年7月に産直のトレーニング施設として「内の子市場」を開設しました。また、「内の子市場」の開設と同時に「からり直売所出荷者運営協議会」が結成され、地域住民による自主的な運営体制が築かれました。

「フルーツパーク構想・基本計画」では、農業の情報化も重視され、販売管理POSシステムや、売上情報を携帯電話などで送信する「からりネット」を導入するなど、当時としては先進的な取り組みを行っていました。

「内の子市場」は1996年4月まで営業し、並行して「内子フレッシュパークからり」の整備が進められました。1996年には道の駅として登録され、1997年には第三セクター方式で株式会社内子フレッシュパークからりが設立。内子町と町内の農家などが出資し、施設の管理、直売、シャーベット加工販売、レストラン、パン・ハム加工など、多岐にわたる事業を展開しています。

特徴

「内子フレッシュパークからり」の最大の特徴は、販売されている商品が全て内子町内で生産されたものであることです。野菜、豆腐、醤油などの加工食品、パン、ケーキ、工芸品など、バラエティ豊かな商品が並びます。商品の品質管理、商品開発、イベント企画など、運営は地元の女性たちが自主的に行っている点も魅力です。

歴史

1986年1月 - 内子町知的農村塾が開講
1992年10月 - 内子フルーツパーク基本構想が策定
1994年7月 - 内の子市場が開設
1996年5月 - 特産物直売所と情報センターが開設、「からりネット」始動
1997年4月 - 株式会社内子フレッシュパークからり設立
2000年3月 - 交流部門で農林水産大臣賞を受賞
2005年3月 - トレーサビリティシステム整備
2015年1月30日 - 全国モデル「道の駅」に選定
2024年4月18日 - 「アグリcafe川楽里」がオープン

主な施設

特産品販売所
パン工房
薫製工房
農村体験館
農村公園
ふれあい広場
駐車場（普通車180台、大型車2台）
トイレ
公衆電話
郵便ポスト
レストラン「からり」（11:00 - 19:30）
アグリcafe川楽里（10:00 - 16:00）
情報センター

休館日は1月1日～3日。年末は施設により異なります。

アクセス

国道379号
国道56号
愛媛県道32号肱川公園線
松山自動車道 内子五十崎IC

周辺情報

内子座
小田川

「内子フレッシュパークからり」は、地元の魅力を存分に味わえる道の駅です。お近くにお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

もう一度検索