遠藤里沙

遠藤里沙氏は、1977年9月22日生まれ、埼玉県深谷市出身のフリーアナウンサーです。身長168cm、血液型はA型。

成城大学を卒業後、放送業界でのキャリアをスタートさせました。幼少期からの夢を叶え、秋田放送、文化放送と地方局、キー局系列の放送局で経験を積んだ後、フリーランスとして多角的な活動を展開しています。

彼女がアナウンサーという職業を志すきっかけは、小学生の頃にテレビで見た当時のフジテレビアナウンサー、八木亜希子氏の姿でした。その魅力に惹かれたことに加え、阪神・淡路大震災の発生時に、被災地の状況を懸命に伝えるアナウンサーたちの真摯な姿勢に深く感銘を受け、「情報を必要とする人々のために役立ちたい」という強い思いを抱き、本格的にアナウンサーを志す決意を固めたといいます。

大学卒業後、2001年4月に秋田放送に入社。テレビ番組『ABSワイドゆう』の進行や、ラジオ番組『元気満タン秋田だwin』、『大人のための週刊Radio』でパーソナリティを務めるなど、地域に根ざした放送活動に携わりました。また、テレビ番組『月刊 元気一番"生"テレビ』では秋田担当のリポーターを務めました。2004年8月に同局を退社。

2006年4月からは文化放送に契約社員として勤務を開始。ここでは報道番組のニュースや天気予報から、バラエティ、スポーツ、生活情報番組まで幅広いジャンルを担当しました。代表的な出演番組としては、以下のものがあります。

『吉田たかよし プラス!』（天気予報担当）
『吉田照美のやる気MANMAN!』（HARAHARA最先端情報担当）
『ライオンズナイター』（スタジオ担当）
『FRIDAY SUPER COUNTDOWN 50』
『伊東四朗・吉田照美 親父熱愛（パッション）』
『浜松町一丁目 文化食堂』（彦摩呂氏がマスターを務める番組の常連客役）
* 『パックンマックンの就職戦士ブンナビ』

文化放送時代には、番組内で行われたアナウンサー対抗のクイズ企画で、先輩アナウンサーとの熱戦を制したユニークなエピソードも残されています。これは、彼女の負けず嫌いな一面や、放送局内の和やかな人間関係を示す一幕ともいえます。

2009年3月、文化放送を退社し、フリーアナウンサーへと転身。この転身は、担当していたラジオ番組のエンディングで自身の口からリスナーに直接伝えられました。フリー転身後は、芸能事務所に所属しタレント活動も開始。同時に大学院へ進学し、さらなる学びを深める選択をしています。

遠藤氏の活動は放送だけに留まりません。彼女は食に関する深い造詣を持っており、「食育インストラクター」や「ベジタブル＆フルーツマイスター」といった専門資格を取得しています。ブログでも食に関する話題を多く取り上げ、その知識と経験を生かした情報発信を行っています。また、タロット占いの世界にも足を踏み入れ、有名な占い師である「原宿の母」に師事。占い師としての資格取得を目指し、日々研鑽を積んでいるといいます。

プライベートでは、スノーボードやキックボクシング、デジタルカメラでの撮影、マッサージといったアクティブな趣味に加え、食に関連する名刺集めというユニークな一面も持っています。身長168cmと長身であることについて、自身のブログでユーモラスに触れることもあり、飾らない親しみやすい人柄が伺えます。

フリー転身後には、テレビ朝日系列の長寿番組『ちい散歩』内のテレビショッピングコーナーを担当するなど、活動の幅を広げました。

アナウンサーとしての確かなスキルに加え、「食」や「占い」といった多様な分野への探求心を持つ遠藤里沙氏。その多才なキャラクターと親しみやすい人柄で、今後も様々なフィールドでの活躍が期待されています。

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