郡山市立芳山小学校

郡山市立芳山小学校の概要

郡山市立芳山小学校は、福島県郡山市長者に位置する公立の小学校です。学校の教育理念は「敬・信・愛」で、これを基に「豊かな心とたくましい体をもち、創造性あふれる芳山の子ども」として成長することを目指しています。校舎には「かおりの園 芳山小」というロゴがあり、児童たちは「かおりっ子」と呼ばれ、学校生活において「かおり」というテーマが日常的に取り入れられています。

芳山小学校には、1年生から6年生までが一緒に活動する縦割り班「かおりのきょうだい」が設置されており、年間を通じて「かおりのピクニック」などの楽しい行事が開催されています。また、各学年の生徒たちによる「ふるさと登山」といった自然を充実に体験できるプログラムも用意されています。

さらに、芳山小学校にはオリジナルキャラクター「ユリタン」が存在します。このキャラクターはユリの花をモチーフにしており、学校の顔として親しまれています。ユリタンは子どもたちに好かれる存在であり、学校活動やイベントなどでしばしば登場し、明るい雰囲気を作り出しています。

沿革

芳山小学校の歴史は1900年4月にさかのぼります。当初は「安積郡郡山町立郡山第二尋常高等小学校」として開校し、場所は現在の芳山公園がある虎丸町にありました。この時期は、児童は女子のみでしたが、1928年に男子も入学し、共学が始まりました。

1925年には「郡山市立郡山第二尋常高等小学校」に改称され、1934年には校歌が制定されました。1941年には「郡山市立芳山国民学校」と改名され、戦後の1947年に現在の名称「郡山市立芳山小学校」に変わりました。

1963年には校舎が現在の長者に移転し、2000年には100周年を迎えました。この記念イベントでは、校内に「かおりのこみち」が設けられ、新しい賛歌も作られました。

校歌

校歌の作詞は勝承夫、作曲は海鉾義美により、また芳山小賛歌「夢は世界に」は津田智が作詞し、望月浩吉が作曲を担当しています。

学区と進学先

芳山小学校の学区には虎丸町や清水台、長者など広いエリアが含まれており、地域の多くの子どもたちが通っています。進学先の中学校は「郡山市立郡山第二中学校」です。

交通アクセス

交通面では、JR東日本郡山駅から徒歩20分の距離にあり、また福島交通バスを利用することで「二中前」バス停から徒歩3分の位置にあります。このアクセスの良さは、保護者や地域住民にとっても便利なものとなっています。

周辺環境

学校周辺には福島県立安積黎明高等学校や郡山市立郡山第二中学校があるほか、さくら通りやザ・モール郡山などの商業施設も近くにあり、利便性が高い地域です。このような環境は、子どもたちの学びや遊びの場としても、素晴らしい資源となっています。

郡山市立芳山小学校は、地域密着型の教育を進めることにより、子どもたちにとって明るく楽しい学びの場を提供しています。

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