郡山総合体育館

郡山総合体育館は、福島県郡山市に位置する多目的体育館です。2018年1月4日より、宝来屋本店が命名権を取得し、「宝来屋 郡山総合体育館」の愛称で親しまれています。

この体育館は、B.LEAGUEのプロバスケットボールチーム、福島ファイヤーボンズのホームアリーナとして使用されており、熱戦が繰り広げられています。また、ABBA、イエロー・マジック・オーケストラ、スティーヴィー・ワンダー、小室哲哉など、国内外の著名なミュージシャンのコンサート会場としても利用され、多くの観客を魅了してきました。

さらに、地域住民に親しまれているのが、4月から12月までの毎週日曜日に開催される「郡山市おはよう市場」です。体育館の駐車場が朝市会場となり、新鮮な農産物が販売され、活気に満ち溢れます。

2024年3月から2025年3月末まで、開成山地区体育施設の整備事業に伴い、大規模な改修工事が予定されています。この改修では、2026年からのB.LEAGUE再編に伴う新B1基準に対応したアリーナへと生まれ変わる予定です。観客席の増設や体育館床の更新、4面大型ビジョンの新設など、観戦環境が大幅に向上することが期待されます。また、開成山公園へのアクセス向上のため、ペデストリアンデッキの設置も予定されており、利便性が高まります。

また、バレーボールSVリーグ女子のデンソーエアリービーズが、2024-25シーズンより愛知県から郡山市へ本拠地を移転し、この体育館をホームアリーナとして利用することが決定しています。

沿革

1974年（昭和49年） - 開館。
1978年（昭和53年）1月4日 - 郡山市出身のプロボクサー、小熊正二選手がWBCフライ級タイトルマッチに挑戦しましたが、判定で敗れました。
1995年（平成7年） - ふくしま国体では、体操競技の会場として使用されました。
2017年（平成29年） - 南東北総体では、卓球競技と柔道競技の会場となりました。
2018年（平成30年）4月1日 - 宝来屋本店がネーミングライツを取得し、「宝来屋 郡山総合体育館」の愛称が設定されました。契約期間は2022年までの5年間でした。

施設

体育館内には以下の施設があります。

大体育館：9,078平方メートル（バレーボール3面分、固定観客席2,556席）
小体育館：929平方メートル（バレーボール1面）
柔道場：677平方メートル（2面）
剣道場：677平方メートル（2面）
トレーニング室
会議室（スポーツ関連の会議利用優先）

改修工事

2024年3月から2025年3月末までの改修工事では、特に大体育館の改修に重点が置かれます。観客席増設、体育館床の更新、4面大型ビジョンの新設に加え、多目的な利用に対応できるような改修が行われる予定です。また、開成山公園へのアクセスを向上させるペデストリアンデッキの設置も計画されています。

近隣施設

周辺には、以下の施設があります。

内環状線 (郡山市)
開成山公園
郡山総合運動場開成山野球場
郡山総合運動場開成山陸上競技場
開成山屋内水泳場

外部リンク

* 宝来屋 郡山総合体育館 - 郡山市

もう一度検索