郭泰輝

郭泰輝（カク・テヒ）

郭泰輝（クァク・テフィ、곽태휘、1981年7月8日 - ）は、大韓民国・慶尚南道金海市出身の元サッカー選手。韓国代表としても活躍し、ポジションはディフェンダーだった。

プロフィール

本名: 郭泰輝（カク・テヒ、クァク・テフィ、곽태휘）
出身地: 大韓民国 慶尚南道 金海市
生年月日: 1981年7月8日
ポジション: ディフェンダー

経歴

生い立ちと高校時代

高校時代は当初、サッカー強豪校ではなく人文系の高校に入学。しかし、大邱工業高等学校サッカー部のテストに合格し、1年生の途中で同校へ転入。練習中に左目にボールが直撃し、視力が大きく低下した。報道では失明状態とも伝えられたが、実際には視力0.2を保っている。

クラブキャリア

FCソウル (2005-2007)
中央大学校を経て、2005年にFCソウルに加入。
全南ドラゴンズ (2007-2009)
2007年夏に金珍圭とのトレードで全南ドラゴンズへ移籍。同年、韓国FAカップ決勝で逆転決勝ゴールを挙げ、チームを優勝に導いた。
京都サンガF.C. (2010-2011)
2010年、日本の京都サンガF.C.へ移籍。2011年も選手登録されたが、シーズン途中に移籍。
蔚山現代FC (2011-2012)
2011年2月に蔚山現代FCへ移籍。2011年、2012年と2年連続でKリーグベストイレブンに選出された。
アル・シャバブ・リヤド (2013)
2013年、サウジアラビアのアル・シャバブ・リヤドへ移籍。
アル・ヒラル (2013-2015)
2014年、同じくサウジアラビアの強豪アル・ヒラルへ移籍。
FCソウル (2016-2018)
2016年、FCソウルへ復帰し、Kリーグの舞台へ帰還。
慶南FC (2019-2020)
2019年、慶南FCへ移籍。

韓国代表

2008年1月30日、チリとの親善試合でA代表デビュー。同年、2010 FIFAワールドカップ3次予選のトルクメニスタン戦で代表初ゴールを記録。

2010 FIFAワールドカップの代表候補30名に選出されたが、直前のベラルーシとの親善試合で膝を負傷し、本大会出場は叶わなかった。

AFCアジアカップ2011では、予選リーグ初戦のバーレーン戦でPKを献上し退場処分。その後の試合でもPKを献上するなど、苦い経験も味わった。

2014 FIFAワールドカップの韓国代表にも選出されたが、出場機会はなかった。

国際Aマッチでは59試合に出場し、6得点を挙げている。

プレースタイル

恵まれた体格を生かした空中戦の強さと、対人守備における高い能力が持ち味。また、リーダーシップにも優れ、所属クラブや代表チームで中心的な役割を果たした。

タイトル

AFCチャンピオンズリーグ ドリームチーム (2014)

関連項目

京都サンガF.C.の選手一覧
* アル・ヒラルの選手一覧

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