郵政行政局

郵政行政局について

郵政行政局は、かつて総務省に設置されていた内部部局の一つです。その歴史は、2001年の中央省庁再編に端を発します。この再編により、旧郵政省の郵務局、貯金局、簡易保険局が統合され、新たに郵政企画管理局と郵政事業庁が誕生しました。そして、2003年4月1日、郵政企画管理局が改組され、郵政行政局が発足しました。

郵政行政局の変遷

郵政行政局は、発足から約5年後の2008年7月4日に、その組織と役割が大きく変化しました。この日、郵政行政局は、情報通信政策局および総合通信基盤局国際部とともに再編され、情報通信国際戦略局と情報流通行政局が新たに設置されました。この再編により、郵政行政局の機能は縮小され、その業務は情報流通行政局の郵政行政部へと引き継がれることとなりました。

所掌事務

郵政行政局の主な所掌事務は、廃止直近の総務省組織令によって定められていました。具体的には、以下の事務を担当していました。

国際的な取り決め: 郵便、郵便為替、郵便振替に関する国際的な取り決めを協議し、締結すること。また、万国[[郵便連合]]などの国際機関との連絡事務。
郵便認証司: 郵便認証司に関する事務。
信書便事業の監督: 信書便事業の監督に関する事務。
郵政事業: 法律に基づき、郵便局で行うこととされている事業や、郵便局を活用して行うことができる事業に関する事務。


これらの事務を通じて、郵政行政局は、郵便サービスや関連事業の円滑な運営を支える役割を担っていました。

組織

郵政行政局の組織は、廃止直近の総務省組織規則によって定められていました。具体的な組織としては、以下の課が設置されていました。

総務企画課
郵便企画課
貯金企画課
保険企画課
信書便事業課

これらの課が、それぞれの専門分野を担当し、郵政行政局の業務を遂行していました。

歴代局長

郵政行政局の歴代局長は、以下の通りです。

郵政企画管理局長
郵政行政局長

脚注

[注釈: 郵政行政局の組織や業務は、設置されていた当時の法令に基づいており、現在の状況とは異なる場合があります。]

関連項目

郵政監察制度

外部リンク

* 郵政行政局 総務省（国立国会図書館のアーカイブ:2007年8月8日収集）

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