鄭又榮

鄭又榮 (チョン・ウヨン)

鄭又榮（チョン・ウヨン、ハングル：정우영）は1989年12月14日に韓国の蔚山広域市で生まれたサッカー選手で、主にミッドフィールダーとして活躍しています。彼は、特に国内外でのプレーにおいて注目を集めており、韓国代表としても活躍しています。

経歴

鄭は2005年から2007年まで蔚山鶴城高校でサッカーの基礎を学び、その後慶熙大学校に進学しました。2011年、慶熙大学校を卒業し、Jリーグの京都サンガF.C.に加入します。ここで彼は、ボランチのポジションを務め、入団1年目からレギュラーとして試合に出場しました。

2012年には、ロンドンオリンピックの韓国代表に選ばれ、ブラジル戦にも出場。2013年の冬にはジュビロ磐田に期限付き移籍し、その後同年末に磐田を退団しました。2014年にはヴィッセル神戸に完全移籍し、ここでの活躍が認められ、韓国代表にも初めて招集されました。彼のプレーは特に2015年のAFCアジアカップでのトレーニングキャンプ呼び掛けに繋がりました。

神戸ではネルシーニョ監督の採用で、クラブ史上初の外国籍キャプテンとしても活躍しました。2016年には重慶力帆FCに完全移籍し、2017年のEAFF E-1サッカー選手権では日本戦で直接フリーキックを決め、代表初得点を記録しました。

2018年に再びヴィッセル神戸に戻り、3年間の契約で年俸1億1000万円という条件で加入しました。2018年6月にはカタール・スターズリーグのアル・サッドに移籍が決定しました。2023年にはサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ハリージュにフリー移籍し、翌年には蔚山HD FCへと移籍しました。

所属クラブ

• - ユース経歴

- 蔚山鶴城高校 (2005年 - 2007年)
- 慶熙大学校 (2008年 - 2010年)

• - プロ経歴

- 京都サンガF.C. (2011年 - 2013年)
- ジュビロ磐田 (期限付き移籍 2013年)
- ヴィッセル神戸 (2014年 - 2015年)
- 重慶力帆 (2016年 - 2017年)
- ヴィッセル神戸 (2018年1月 - 6月)
- アル・サッド (2018年6月 - 2023年7月)
- アル・ハリージュ (2023年7月 - 現在)

個人成績

• - Jリーグ初出場：2011年3月5日 J2 第1節 対水戸ホーリーホック戦 (Ksスタ)
• - Jリーグ初得点：2011年7月3日 J2 第19節 対FC岐阜戦 (長良川)

代表歴

• - U-23韓国代表

- 2012年ロンドンオリンピックのサッカー競技

• - 韓国代表

- 東アジアカップ2015
- 2018 FIFAワールドカップ
- AFCアジアカップ2019

鄭又榮は、地元チームからプロの舞台に移り、多くの国際大会やクラブにおいてその才能を示してきました。今後の活躍も期待される選手の一人です。

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