重松直樹 (フィギュアスケート選手)

重松直樹について

重松直樹（しげまつ なおき、1977年12月24日生まれ）は、埼玉県出身の元フィギュアスケート選手であり、現在はこれからの選手たちを指導するコーチとして活躍しています。また、彼は日本フィギュアスケーティングインストラクター協会の役員としても、総務部のスタッフを務めています。主に東伏見アイスアリーナを活動拠点としています。彼は浦和学院高等学校や日本大学経済学部を卒業しています。

スケートを始めるきっかけ

重松氏がスケートを始めたのは、ダイエー新松戸店がオープンした際に、その併設のスケート教室のチラシを見たことがきっかけでした。家族5人全員でスケート教室に参加し、彼にとっては思い出深いスタートとなりました。彼には3人の兄弟がおり、長男は宗隆、三男は知憲です。また、幼少期から憧れていた選手には、ブライアン・オーサーやブライアン・ボイタノがいらっしゃいます。

選手としての成績

重松は1993-1994年シーズンの世界ジュニアフィギュアスケート選手権でその名を広めることになります。在校中ならではの活躍として、翌年の全日本フィギュアスケートジュニア選手権で優勝を果たしました。しかし、世界ジュニア選手権ではショートプログラムでのミスが響き、8位に終わりました。それでも、シニアの全日本選手権で2位に入るなど、若手選手としての才能を発揮し、翌年には世界フィギュアスケート選手権にも出場しました。

1997-1998年シーズンには長野オリンピックの出場枠を賭けた第66回全日本選手権に挑戦。惜しくも田村岳斗選手に敗れ2位となり、オリンピック出場の夢は叶いませんでした。2000年の四大陸選手権を最後にアマチュア選手としての活動を終えました。

コーチとしての活動

引退後はコーチに転身し、多くの選手の指導にあたっています。教え子たちの中には、2009年の全日本ジュニア準優勝者中村健人、2007年の全日本ジュニアチャンピオン無良崇人、水津瑠美、ならびにJGP SBC杯で優勝した庄司理紗がいます。重松氏は2010年春から活動拠点を明治神宮外苑アイススケート場から新たに東伏見アイスアリーナに移しました。

まとめ

重松直樹氏は選手時代から数多くの挑戦を乗り越え、現在は次世代のフィギュアスケート選手たちを育成することに注力しています。彼の指導の下で成長する選手たちの今後の活躍にも期待が寄せられています。

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