野並駅

野並駅 (のなみえき)

野並駅は、愛知県名古屋市天白区野並に位置する、名古屋市交通局（名古屋市営地下鉄）桜通線の駅です。駅番号はS17。2011年3月までは桜通線の終着駅でした。

歴史

1994年（平成6年）3月30日：開業。
2000年（平成12年）9月11日：東海豪雨による水害で駅構内が浸水。
2011年（平成23年）3月27日：当駅 - 徳重駅間が開業し、中間駅となる。
2011年（平成23年）7月23日：可動式ホーム柵の使用を開始。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地下駅で、安全対策として可動式ホーム柵が設置されています。ホームは20m車8両編成まで対応可能です。

徳重駅開業前は、主に2番ホームが使用され、1番ホームはラッシュ時に利用されていました。開業時から将来の延伸を見据えて、終端側には線路が延びており、営業終了後の留置線として活用されていました。延伸開業後は、この線路は本線に転用され、留置線としての機能は失われました。引き上げ線はありませんが、太閤通発の終電1本前は当駅止まりであり、到着後に留置されます。徳重延伸後も夜間滞泊に備えて鶴里寄りに両渡り線が残存しています。

当駅は桜通線運転区が管轄しており、一部列車では乗務員交代が行われます。

かつて駅構内には、セブン-イレブン名古屋地下鉄野並駅店がありましたが、2019年3月に閉店しました。

駅には4ヶ所の出入口があり、自転車置場が隣接しています。改札外のエレベーターは3番出入口に設置されています。

のりば

1 ■桜通線

2 ■桜通線

利用状況

2019年度の乗車人員は2,475,656人で、1日平均乗車人員は6,764人です。

2010年度までは桜通線内で名古屋駅、久屋大通駅、今池駅に次ぐ第4位、他線との接続がない単独駅としては最多の利用者数でした。しかし、徳重延伸後の2011年度から利用者が減少傾向にあり、以降は桜山駅が桜通線の単独駅で最も利用者数の多い駅となっています。

駅周辺

駅周辺の情報については「野並」も参照してください。

駅は天白区に位置していますが、駅南部を流れる藤川より南側は緑区に属します。

周辺施設

教育機関:
商業施設:
公共施設:

バス路線

最寄りのバス停は「野並」です。名古屋市交通局の路線バスが乗り入れています。かつては名鉄バスも経由していました（後に市バスの神宮13に変更）。

名港16：地下鉄鳴子北 行き、名古屋港 行き
植田11：地下鉄鳴子北 行き、地下鉄植田 行き
新瑞15：地下鉄鳴子北 行き、新瑞橋 行き
* 地鳴・瑞：地下鉄鳴子北 行き、瑞穂運動場東 行き

1994年3月から2011年3月までは桜通線の終点だったため、野並を発着する路線が多数存在しました。バスターミナルはなく、野並交差点周辺に複数の停留所が設置されていました。

高速バス

かつてはジェイアール東海バスの青春ドリームなごや号が乗り入れていましたが、2021年2月1日に高速バスの「野並」バス停は廃止されました。

隣の駅

名古屋市交通局

桜通線：鶴里駅 (S16) - 野並駅 (S17) - 鳴子北駅 (S18)

外部リンク

野並駅 - 名古屋市交通局

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