野崎亜里沙

野崎亜里沙：多方面で活躍した元タレント、女優の軌跡

野崎亜里沙さんは、1987年4月24日生まれの埼玉県出身の元タレント、女優です。愛称は「ありゴン」や「ありさ」など親しみを込めて呼ばれていました。2002年、全国女子高生制服コレクション「7up! baby's」に選出されたことをきっかけに芸能界入りを果たします。

芸能活動初期には、Love Marinesというグループの一員としてシングル『You Can Get Love』をリリース。その後も、舞台を中心に活躍を続けました。代表的な舞台作品には、『PROPAGANDA STAGE キューポラのある街』、『PROPAGANDA STAGE サマーデイズ』、『PROPAGANDA STAGE 青春時代＋』、『MK-Box 人生大爆走』、『地図 ～朝焼けに君をつれて～』、『リンダリンダラバーソール』などがあります。これらの舞台で、野崎さんは様々な役柄を演じ、高い演技力を披露しました。

また、野崎さんは芸能人女子フットサルチーム「南葛シューターズ」に所属し、ゴールキーパーとして活躍しました。背番号は2007年4月までは21番でしたが、その後1番に変更されています。フットサルを通して培ったチームワークや、激しい試合の中で鍛えられた精神力は、彼女の芸能活動にも良い影響を与えたと考えられます。

映画にも出演しており、『ひきこさんvsこっくりさん』で恵美役を演じています。さらに、東進ハイスクールやユーキャンといった有名企業の広告にも出演し、幅広い世代に知られる存在となりました。テレビ番組への出演も経験しており、『恋するフットサル』（CX）、『メルシートゥフェスタ』（BS11）、『エンジェルリーグ』（BS日テレ）などに出演しています。

芸能活動においては、数多くのDVD作品にも出演しています。代表的な作品として、『君と僕』『ありゴン』『ピュア・スマイル 野崎亜里沙』『たぶん わ・た・し』『ハズカシイカタチ ナンデモアリサ』『After a long time』などがあります。さらに、写真集『Arisa』（撮影：山岸伸）、『ハズカシイカタチ』（撮影：福島裕二）も発売され、多くのファンを魅了しました。

所属事務所は、ルージュ、best choice→フロムワンを経て、2012年からワンエイトプロモーションに移籍しました。しかし、2019年11月1日に自身のTwitterで芸能界からの引退を発表。それまで更新が途絶えていたTwitterを久しぶりに更新し、この発表を行っています。彼女の芸能活動は2018年3月を最後に休止していましたが、引退の発表で幕を閉じました。

野崎亜里沙さんは、タレント、女優として、そしてフットサル選手として、多岐にわたる分野で活躍しました。彼女が残した作品や記憶は、多くの人々の心の中に刻まれていることでしょう。様々な役柄を演じきった演技力、そして、チームスポーツで培われた精神力は、彼女の大きな魅力でした。芸能界引退後も、彼女の人生が充実したものとなることを願っています。

もう一度検索