野球ロシア代表

野球ロシア代表

野球ロシア代表は、ロシアにおける野球のナショナルチームであり、欧州野球連盟に所属しています。ソビエト連邦時代からその歴史は始まり、ロシア連邦として独立後も国際大会へ積極的に参加しています。

歴史

ソビエト連邦時代

ソビエト連邦時代には、元読売ジャイアンツの青田昇が少年野球を、元毎日オリオンズの沼澤康一郎が大学生を指導するなど、日本の野球関係者による指導が行われました。1991年には、IBAFインターコンチネンタルカップにソビエト連邦代表として出場し、9位という成績を収めています。

ロシア連邦時代

1992年、ロシアは欧州野球連盟に加盟し、新たなスタートを切りました。1997年には、ウラジオストクに初の野球場が完成し、国内の野球環境が整備され始めました。2001年の欧州野球選手権では準優勝という輝かしい成績を収めました。2003年にはワールドカップに出場しましたが、予選リーグで敗退しました。2007年の欧州野球選手権では、予備予選を突破し本戦に出場。予選リーグ突破はなりませんでしたが、11位決定戦でオーストリアを下しました。しかし、順位決定戦でチェコが出場させた選手が大会規定に違反していたため、最終的な順位は10位となりました。

国際大会の成績

ソビエト連邦時代を含む、主な国際大会への出場記録は以下の通りです。

ワールド・ベースボール・クラシック:
2006年 - 不参加
2009年 - 不参加
2013年 - 不参加
オリンピック
1992年 - 予選敗退
1996年 - 予選敗退
2000年 - 予選敗退
2004年 - 予選敗退
2008年 - 予選敗退
2020年 - 予選敗退
WBSCプレミア12
2015年 - 参加資格無し
2019年 - 参加資格無し
2024年 - 参加資格無し
ワールドカップ
1998年 - 16位
2001年 - 13位
2003年 - 14位
インターコンチネンタルカップ
1991年 - 9位
欧州野球選手権
1991年 - 6位
1993年 - 8位
1995年 - 8位
1997年 - 4位
1999年 - 4位
2001年 - 準優勝
2003年 - 8位
2005年 - 11位
2007年 - 10位
2010年 - 予選敗退
2012年 - 12位
2014年 - 8位
2016年 - 12位

代表選手

過去の代表選手には、以下のような選手がいます。

投手: アレクサンドル・ニゾフ、アンドレイ・ロヴァノフ、イワン・ペトロフ、ウラジーミル・ペトロフ、オレグ・コルネイエフ（元シアトル・マリナーズマイナー）、ニック・ロヴァノフ
捕手: アレクサンドル・ワシーリェフ、セルゲイ・ソロヴィエフ
内野手: アレクサンドル・バシャキゼ
外野手: アレクサンドル・トロポフ

関連項目

野球ソビエト連邦代表
ヴィクトル・スタルヒン

外部リンク

ロシア野球連盟公式サイト (ロシア語)

もう一度検索