金城ふ頭駅

金城ふ頭駅について

金城ふ頭駅（きんじょうふとうえき）は、愛知県名古屋市港区に位置する名古屋臨海高速鉄道あおなみ線の終着駅です。駅番号はAN11で、2004年に開業しました。この駅の特徴は、島式ホーム1面2線を擁する高架構造であり、他の点ではあおなみ線で唯一フルスクリーンタイプのホームドアが設置されています。このホームドアは、海の近くにある当駅の立地を考慮して風対策が施されています。また、バリアフリーに対応できるよう、エスカレーターやエレベーターも完備されています。

駅の歴史

金城ふ頭駅は、2004年の9月に沿線住民を対象とした試乗会を皮切りに、名古屋市民向けの試乗会を実施し、10月6日に正式に開業しました。その後、名古屋市国際展示場でイベントが開かれる日には多くの来場者が訪れ、利用者数が急増しました。特にリニア・鉄道館やレゴランド・ジャパンの開業が利用者数に大きく寄与しています。

利用状況

2021年度の乗車人員は557,414人で、1日あたりの平均乗車人員は約1,527人でした。しかし、2020年度から2021年度にかけて新型コロナウイルスが影響し、利用客数が大幅に減少しました。それでも、2022年にはポートメッセなごや新館がオープンしたことから、再び乗車人員が増加傾向にあります。

駅周辺の魅力

金城ふ頭駅は名古屋港名古屋地区に位置し、その周辺には多くの観光スポットが点在しています。具体的には、名古屋市国際展示場（ポートメッセなごや）、レゴランド・ジャパン、リニア・鉄道館などがあります。この地域はイベントが頻繁に開催されるため、観光客や訪問者で賑わっています。近くにはガーデンふ頭への水上バスも運航されており、観光やイベント参加のための貴重なアクセス手段となっています。

バス路線

金城ふ頭駅へのアクセス手段として、名古屋市営のバスとあおなみ線の連絡がありますが、駅内への直接のバス路線はありません。昔は名古屋港駅からのバスがあったものの、あおなみ線開業後は短縮されています。最近では2017年にレゴランド開業に伴い、新たなアクセスバスが導入されましたが、利用者は伸び悩み、すぐに廃止されました。

将来の展望

現在、金城ふ頭駅周辺は賑わいを見せていますが、今後も訪れる人々にとって魅力的なスポットであり続けることは間違いありません。イベントが多く開催されるため、地元経済にも寄与する重要な拠点となっています。新型コロナウイルスの影響が緩和され、観光客が戻ってくることで、さらなる賑わいを期待できるでしょう。

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