金多瑛

金多瑛（キム・タヨン）

金多瑛（キム・タヨン、김다영、Kim Dayoung）は、1998年3月14日生まれの韓国の囲碁棋士です。韓鐘振九段の門下で、韓国棋院に所属し、現在は四段の段位を有しています。彼女は、プロ棋士である父・金成来五段、姉・金彩瑛もプロ棋士という、囲碁一家に生まれ育ちました。

プロ入りと主な戦績

2015年に初段となりプロ入りを果たしました。2016年にはプロ女流国手戦でベスト16に進出し、同年から韓国女子囲碁リーグにも出場を開始。2017年には女流棋聖戦で優勝を飾り、その実力を示しました。また、未来の星新鋭最強戦とクラウン・ヘテ杯でもベスト16に進出。同年には三段に昇段しています。

主な棋歴

2017年：韓国製紙女流棋聖戦 優勝
2017年：黄龍士双登杯世界女子囲棋勝抜戦 0-1（対 李赫）
2018年：博思杯親縁囲棋招待戦 準優勝（父・金成来五段とのペア）
2017年：GGオークション杯女流対シニア連勝対抗戦 3-1

韓国女子囲碁リーグ戦績

金多瑛は韓国女子囲碁リーグにおいて、麗水亀甲船チームに所属し、以下の成績を収めています。

2016年：7勝7敗
2017年：9勝4敗1分
2018年：12勝4敗
2019年：所属

人物像

金多瑛は、その高い実力と将来性から、韓国囲碁界の若手有望株として注目されています。女流棋聖戦での優勝を始め、数々の棋戦で好成績を残しており、今後更なる活躍が期待されています。また、彼女は韓国女子囲碁リーグにおいて、チームの主力として貢献しており、その勝負強さが光ります。

外部リンク

* 韓国棋院 김다영 (金多瑛)

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