金平将至

金平 将至（かねひら まさし）

金平将至は、1991年3月24日に京都府舞鶴市で生まれた元プロ野球選手です。野球選手としてのキャリアは、高校時代の活躍から始まりましたが、プロの世界でもその才能を発揮しました。彼は左投左打の投手として知られています。

経歴

プロ入り前

金平は小学校二年生から野球を始め、彼の才能は中学校時代に舞鶴ベースボールクラブで磨かれました。高岡第一高等学校に進学後、1年生からベンチメンバーとして活動し、2年生の秋季富山県大会では、11連続奪三振という新記録を樹立します。この活躍が注目され、特に「北陸のドクターK」と呼ばれるようになりました。彼はその大会で長い投球時間の中で59三振を記録しましたが、甲子園出場は叶いませんでした。

高校卒業後、プロ志望届を提出せずに東海理化に入社し、1年目から公式戦に登板しました。彼は3年目に第81回都市対抗野球での初登板を果たし、無失点に抑えました。4年目には日本選手権大会で素晴らしい投球を見せ、再びスカウトの注目を集めます。

日本ハム時代

2013年のドラフトで北海道日本ハムファイターズから指名を受け、契約金3,800万円、年俸780万円という条件で入団しました。背番号は40番です。2014年にはオープン戦で素晴らしいパフォーマンスを見せ、シーズン開幕を一軍で迎え、3月28日のオリックス・バファローズとの試合でプロ初登板を果たしました。初登板から数試合では苦しい時期もありましたが、その後のシーズンでは防御率10.50という成績でした。2015年にはすべての登板で無失点を記録し、少しずつ安定感を増していきました。

2016年にはわずかに登板機会がありましたが、10月に球団から戦力外通告を受け、12月には自由契約となり、そのキャリアの新たな道を模索することになりました。

日本ハム退団後

退団後は、他球団でのプレー機会を求めて2016年11月にはトライアウトに参加。そこで打者3人を三振に抑える好投を見せましたが、NPBでの契約には至らず、2017年には仕事としてジェイファムコーポレーションに正社員として勤めながら、クラブチームであるREVENGE99に所属しました。そのチームには限られた数の元プロ選手が在籍していたため、彼は選手ではなくマネージャーとして活動することになりました。

詳細情報

記録

• - 初登板: 2014年3月28日、オリックス・バファローズ1回戦、札幌ドームでの2番手登板。
• - 初奪三振: 2014年4月4日、千葉ロッテマリーンズ戦での記録。

背番号

• - 40 （2014年 - 2016年）

登場曲

• - 「The Beginning」ONE OK ROCK（2015年）

金平将至は、プロ選手としてのキャリアを経て、今もなお野球に関わり続けている人物です。彼の今後の活躍にも注目が集まります。

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