金指町

金指町（かなさしちょう）

概要

金指町は、かつて静岡県西部の引佐郡に属していた町です。現在の浜松市浜名区引佐町金指にあたります。

歴史

1889年（明治22年）4月1日：町村制の施行により、三和村の一部（旧金指村）が単独で町制を施行し、金指町が誕生しました。この際、大字名は三和のままでした。
1951年（昭和26年）：
大字三和の一部が中川村に編入されました。
中川村の一部（大字三和の一部）が金指町に編入されました。
1953年（昭和28年）4月1日：井伊谷村に編入され、金指町は廃止されました。同日、井伊谷村は町制を施行し、即日「引佐町」に改称しました。この時、大字三和は「大字金指」に改称されました。
2005年（平成17年）7月1日：引佐町が浜松市に編入されました。
2007年（平成19年）4月1日：浜松市が政令指定都市に移行し、旧金指町域は北区となりました。
2024年（令和6年）1月1日：浜松市の行政区再編に伴い、旧金指町域は浜名区となりました。

交通

鉄道路線

日本国有鉄道（現天竜浜名湖鉄道）
二俣線（現天竜浜名湖線）：金指駅
遠州鉄道
奥山線：金指駅

金指駅は、複数の鉄道路線が乗り入れる交通の要所でした。現在では、天竜浜名湖鉄道の駅として、その役割を担っています。

参考文献

角川日本地名大辞典 22 静岡県

関連項目

静岡県の廃止市町村一覧

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