金明信

金 明信（キム・ミョンシン）

金明信は1993年11月29日生まれで、大韓民国の大邱広域市出身のプロ野球選手です。主に投手として活躍しており、その実力とポテンシャルが注目されています。

経歴

アマチュア時代

金明信の野球キャリアは小学校4年生の頃に始まり、当初は内野手としてプレーしていました。しかし、高校に進学すると、彼は投手に転向して活躍の場を広げました。高校3年生の時にはリーグ戦で優秀選手賞を受賞し、その実力を証明しました。

2013年に大学に進学した金は、国内の大学野球リーグにおいて先発投手として名を馳せます。2015年には国家代表として2015年夏季ユニバーシアードに出場し、優勝に貢献、さらに9月には2015年アジア野球選手権大会にも出場。ここでも無失点でのピッチングを披露し、韓国の優勝に寄与しました。大学4年生の時には、彼の活躍によってチームは3冠を達成し、全ての大会でMVPに選ばれました。

斗山時代

2017年9月、金明信は斗山ベアーズと契約し、プロ選手としての道を歩み始めました。契約金は1億ウォン、年俸は2700万ウォンという高待遇での入団でした。入団後すぐにキャンプに参加し、チームでは朴治国と共に目立った実力を発揮しました。しかし、デビュー戦では中継ぎとして登板し、初先発は4月15日となりました。ネクセン・ヒーローズ戦では怪我をしてしまい、その後しばらく離脱を余儀なくされます。

復帰後、2017年アジア野球大会に韓国代表として参加しましたが、2018年には肘の故障が響き手術を受けることになります。2020年に除隊され、復帰後は16試合に出場しました。2021年6月9日のロッテ・ジャイアンツ戦では久々の勝利を手にしました。同年10月29日には起亜タイガース戦で先発登板し、再び存在感を示しました。

プレースタイル

金明信の投球スタイルは直球が特徴で、平均球速は139KM/H、最高で146KM/Hに達することもあります。特に制球力に優れており、「右の柳熙寬」と評されます。これを裏付けるように、著名な投手である柳熙寬からも深い信頼を寄せられ、「明信は愛着がわく後輩」と語られるほどです。

彼の持ち球は多彩で、スライダー、フォークボール、カットボールなどを駆使し、各種の変化球は120KM後半から130KM序盤の速度で投げられます。特に大学時代から評価の高かったスライダーは、彼の大きな武器となっています。

詳細情報

• - 背番号: 46（2017年 - 2018年、2021年 -）
• - 背番号: 112（2020年途中 - 同年途中）
• - 背番号: 40（2020年途中 - 同年終了）

金明信は、これからのシーズンでさらなる成長と活躍が期待される選手です。その多彩なピッチングスタイルは、ファンにとっても見逃せないポイントです。

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