金珉程

金珉程（キム・ミンジョン）選手について

金珉程（キム・ミンジョン、Kim Min-Jeong）選手は、1988年8月8日生まれの韓国出身の女子柔道家です。階級は78kg超級で、身長179cm、体重95kgという恵まれた体格を活かした柔道が持ち味です。以前はキム・ウンギョン（Kim Eun-Kyung）という名前で競技活動をしていました。

主な戦績と活躍

金選手は、2013年のグランドスラム・パリで3位に入賞し、国際舞台で頭角を現しました。同年の世界選手権では7位に入賞しています。2014年には、グランドスラム・バクーとグランプリ・ウランバートルで優勝を飾り、実力を示しました。しかし、地元開催のアジア大会では3位に終わりました。

2015年には、アジア選手権とユニバーシアードで2位となりましたが、グランプリ・タシュケントで優勝を果たしています。2016年には、アジア選手権で優勝を飾りました。しかし、リオデジャネイロオリンピックでは、準々決勝でイダリス・オルティス（キューバ）選手に一本負けを喫し、3位決定戦でも于頌（中国）選手に敗れ、5位入賞という結果に終わりました。

2017年は金選手にとって飛躍の年となりました。世界選手権では、準々決勝で再び于頌選手に敗れましたが、敗者復活戦を勝ち上がり、29歳にして銅メダルを獲得しました。さらに、ワールドマスターズでは優勝を果たし、韓国女子選手として初の年間ランキング1位に輝きました。この年は、グランドスラム・パリでも3位、ヨーロッパオープン・オーバーヴァルトで優勝、世界団体で3位、グランドスラム東京でも3位入賞と、多くの大会で好成績を収めました。

2018年のアジア大会では、決勝で素根輝選手（日本）に技ありで敗れ、2位となりました。2019年のアジアパシフィック選手権では、個人戦で優勝、団体戦で2位となっています。

戦績詳細

以下に金選手の主な戦績をまとめます。

2013年 - グランドスラム・パリ 3位
2013年 - 世界選手権 7位
2013年 - グランプリ・チェジュ 3位
2014年 - グランドスラム・バクー 優勝
2014年 - グランプリ・ウランバートル 優勝
2014年 - アジア大会 個人戦 3位、団体戦 2位
2015年 - アジア選手権 2位
2015年 - ユニバーシアード 2位
2015年 - グランプリ・タシュケント 優勝
2015年 - グランプリ・青島 3位
2015年 - グランプリ・チェジュ 3位
2016年 - グランプリ・デュッセルドルフ 3位
2016年 - アジア選手権 優勝
2016年 - リオデジャネイロオリンピック 5位
2017年 - グランドスラム・パリ 3位
2017年 - ヨーロッパオープン・オーバーヴァルト 優勝
2017年 - アジア選手権 2位
2017年 - 世界選手権 3位
2017年 - 世界団体 3位
2017年 - グランドスラム・東京 3位
2017年 - ワールドマスターズ 優勝
2018年 - グランドスラム・パリ 優勝
2018年 - グランプリ・フフホト 2位
2018年 - アジア大会 個人戦 2位、団体戦 3位
2019年 - グランドスラム・パリ 3位
2019年 - アジアパシフィック選手権 個人戦 優勝、団体戦 2位


金珉程選手は、国際舞台で長年にわたり活躍し、数々のメダルを獲得してきた実力者です。今後の活躍も期待されています。

外部リンク

* 金珉程 - JudoInside.com のプロフィール（英語）

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