釣りに行こう

THE BOOM「釣りに行こう」

THE BOOMが1990年3月21日に発表した4枚目のシングル「釣りに行こう」は、彼らの音楽性をさらに進化させた作品として、多くのファンに愛されています。この楽曲は、ただのシングルとしてだけでなく、THE BOOMの音楽的な探求と、ボーカル宮沢和史の才能が光る重要な一曲と言えるでしょう。

楽曲の背景

「釣りに行こう」は、元々アルバム『サイレンのおひさま』に収録されていた楽曲でした。しかし、シングルとしてリリースされるにあたり、矢野顕子のプロデュースによってリアレンジが施され、新たな魅力を引き出すことに成功しています。特に、ボーカルの宮沢和史と矢野顕子とのデュエットは、この曲を特別なものにしています。

コンサートでは、このリアレンジされたバージョンが披露され、宮沢和史一人のボーカルで歌われることもあります。また、1991年10月25日に発売された矢野顕子のアルバム『LOVE LIFE』には、矢野のソロバージョンが収録されており、異なるアレンジで楽曲を楽しむことができます。

楽曲の特徴

「釣りに行こう」は、宮沢和史の作詞・作曲によるもので、彼の音楽的な才能が遺憾なく発揮されています。歌詞は、日常からの解放や自然への憧憬を描いており、聴く人に心地よい癒しを与えます。また、矢野顕子のプロデュースによるリアレンジは、楽曲に新たな奥行きと彩りを与え、より洗練されたサウンドに仕上がっています。

カップリング曲として収録されている「僕がきらいな歌」は、ライブ音源であり、THE BOOMのライブパフォーマンスの熱量を感じることができます。この楽曲は、2005年に再発売された「サイレンのおひさま」のボーナス・トラックとしても収録されており、ファンにとっては貴重な音源となっています。

収録曲

1. 釣りに行こう
2. 僕がきらいな歌

関連事項

それだけでうれしい
二人のハーモニー

「釣りに行こう」は、THE BOOMの代表曲の一つとして、彼らの音楽的な多様性と魅力を伝える作品です。宮沢和史と矢野顕子のデュエットによる特別なバージョンは、今も多くの人々に愛され続けています。

外部リンク

* THE BOOM MUSIC GALLERY － ファイヴ・ディーによる公式ホームページ

もう一度検索