鈴木幸夫 (競艇選手)

鈴木幸夫（すずき ゆきお）

プロフィール

鈴木幸夫は、1957年8月10日生まれ、愛知県出身の元競艇選手です。登録番号は2876。夫人は元競艇選手の鈴木弓子（旧姓：田中）です。

経歴

43期訓練生として本栖研修所を卒業後、1978年11月17日に蒲郡競艇場でデビューしました。1992年3月には、蒲郡競艇場で開催された第27回総理大臣杯で、3号艇ながら2コースから見事な差し切りを決め、地元でのSG初優勝を飾りました。2000年代以降はSGやG1での優勝こそありませんでしたが、2021年前期まで最年長のA1級選手として、その実力を維持し続けました。2021年3月に桐生[[競艇場]]でのレース中に落水事故で負傷しましたが、その後レースに復帰。同年11月20日には、常滑[[競艇場]]でのレースで通算2500勝を達成しました。しかし、2023年2月3日に日本モーターボート競走会に引退届を提出し、選手登録を消除、現役を引退しました。

戦法

鈴木選手の戦法は、インコースからのレースを得意とする、いわゆる「イン屋」として知られています。現在の競艇界では枠なり進入が主流ですが、鈴木選手は積極的に前付けを行うスタイルを貫きました。本人は「デビュー当初はオールラウンドプレーヤーを目指していたが、気がついたらイン屋になっていた」と語っています。

人物・エピソード

夫人との出会いは、鈴木選手がフライング休み中に常滑[[競艇場]]で掃海艇のアルバイトをしていた時でした。結婚の際には、当時の全国モーターボート競走会連合会会長だった笹川良一同席のもと、大々的な記者会見が行われました。当時、メディアへの露出が少なかった鈴木選手は、その報道陣の数に圧倒され、「こんな大それた人と結婚するのかと思った」と述懐しています。レースに出場していない時は、自身の土地で落花生などの作物を栽培し、夫人名義で出荷も行っています。

主な獲得タイトル

SG

1992年 - 第27回総理大臣杯（蒲郡競艇場）

G1

1989年7月 - 周年記念競走（徳山[[競艇場]]）
1991年10月 - 施設改善記念特別競走（蒲郡競艇場）
1994年2月 - 東海地区選手権（常滑[[競艇場]]）
1994年3月 - 周年記念競走（住之江[[競艇場]]）
1995年7月 - 周年記念競走（浜名湖[[競艇場]]）
1997年11月 - 周年記念競走（福岡[[競艇場]]）
1999年7月 - 周年記念競走（常滑[[競艇場]]）

関連項目

競艇選手一覧

外部リンク

BOAT RACE official web
選手のプロフィール
Miyajima Kyotei Freaks（宮島競艇フリークス）
今季成績 by Miyajima Kyotei Freaks
通算成績 by Miyajima Kyotei Freaks
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