鈴木祐輔 (教員)

鈴木祐輔：体育教師、ライフセーバー、そしてSASUKEの挑戦者

プロフィール

鈴木祐輔（すずきゆうすけ）は、1978年 9月3日生まれの日本の体育教師であり、元ライフセービング日本代表です。また、人気テレビ番組『SASUKE』の常連出場者としても知られています。現在は平塚市立中原中学校に勤務しています。

生い立ちとスポーツ歴

東京都東村山市で生まれた鈴木は、剣道一家の影響で幼少期から剣道を始めました。小学校では野球、サッカー、水泳を掛け持ちし、中学校では陸上部に所属。400m走で都大会に出場した経験を持ちます。中学2年生の時に岩崎恭子のバルセロナオリンピックでの金メダルに触発され、高校で水泳を再開。水泳部、剣道部、野外研究部と多岐にわたる活動をしていました。高校時代の理科教師は、サイエンスプロデューサーとして有名な米村でんじろう氏でした。

大学は東海大学体育学部に進学し、体育の教員免許を取得。しかし、教員を目指していたわけではなく、就職活動ではスポーツクラブやユニクロを受験。ユニクロでは最終面接まで進むも不合格となりました。卒業後は大学で非常勤講師を務めましたが、大学時代の交際相手が家庭の事情で教員の道を断念し、鈴木にその道を譲ったことをきっかけに教員になりました。

SASUKEへの挑戦

『SASUKE』は、ライフセービング日本代表の先輩が出場したことをきっかけに知りましたが、当初は自身が出場したいとは思っていませんでした。非常勤講師を退職後、清水国明のアウトドア施設に参加した際に動画を撮影し、番組に応募したところ、2005年の第16回大会に出場が決定。「アウトドアインストラクター」の肩書きで初出場を果たしました。

初出場から長らく1stステージクリアを果たせずにいましたが、2016年の第32回大会でついに1stステージをクリア。その後は3rdステージに進出するなど、着実にステップアップを遂げています。これまでに13回出場し、そのうち4回3rdステージまで進出しています。

人物像

身長172cm、体重62kg。握力は59.6kg。ライフセービングでは、海峡を横断するプロジェクトにも参加し、対馬から韓国の釜山までを泳いで渡った経験があります。

SASUKEでの戦績

大会ごとの戦歴

第16回～第30回

第16回: 「アウトドアインストラクター」として初出場。1stステージのそり立つ壁でタイムアップ（ゼッケン75）。
第28回: 体育教師として7年ぶりに出場。1stステージのスピンブリッジでリタイア（ゼッケン24）。
第29回: 予選会で敗退。
第30回: 1stステージの2連そり立つ壁でタイムアップ（ゼッケン2943）。
第31回: 1stステージのオルゴールでリタイア（ゼッケン65）。

第32回～第35回

第32回: 1stステージを初のクリア。2ndステージもクリアし、3rdステージに進出。しかし、3rdステージのフライングバーでリタイア（ゼッケン66）。
第33回: 1stステージのダブルペンダラムでリタイア（ゼッケン93）。
第34回: 1st、2ndステージをクリア。3rdステージのサイドワインダー改でリタイア（ゼッケン84）。
第35回: 1stステージのフィッシュボーンでリタイア（ゼッケン94）。

第36回～第38回

第36回: 1stステージのそり立つ壁でタイムアップ（ゼッケン82）。
第37回: 1stステージをクリアするも、2ndステージのスパイダーウォークでリタイア（ゼッケン75）。
第38回: 1stステージのそり立つ壁でタイムアップ（ゼッケン37）。

第39回～第42回

第39回: 1st、2ndステージをクリア。3rdステージのサイドワインダーでリタイア（ゼッケン77）。
第40回: 1st、2ndステージをクリア。3rdステージのサイドワインダーでリタイア（ゼッケン3977）。
第41回: 1stステージのドラゴングライダーでリタイア（ゼッケン78）。
第42回: 1stステージをクリアするも、2ndステージでタイムアップ（ゼッケン54）。

通算成績 (2023年第41回大会終了時点)

出場回数: 13回
1stステージクリア: 7回
2ndステージクリア: 4回
3rdステージ進出: 4回

本大会以外での活動

2022年8月には、丸の内スポーツフェスSASUKE体験会に全日程参加。
同年7月には、さがみ湖リゾートプレジャーフォレストの『SASUKEキッズアドベンチャー』オープニングイベントに出演。