鎌倉芸術館

鎌倉芸術館は、神奈川県鎌倉市大船に位置する芸術文化施設で、1993年10月1日に開館しました。この施設は、鎌倉市の新たな文化発信拠点として、市民の芸術文化活動を支える重要な役割を担っています。館内には、大規模なコンサートや音楽イベントに適した1500席の大ホールと、演劇や能など多目的な利用が可能な約600席の小ホール、その他にも展示ギャラリー、集会室、リハーサル室など、様々な用途に対応できる施設が充実しています。

施設の詳細

所在地: 〒247-0056 神奈川県鎌倉市大船6-1-2

大ホール:
1500席を擁するコンサート専用ホールです。
クラシック[[音楽]]の演奏に最適な音響設計がなされています。
クロークやビュッフェなどの設備も完備しており、快適な鑑賞環境を提供しています。

小ホール:
約600席の中規模ホールです。
音楽、能、演劇など、多様なジャンルの公演に対応できます。
柔軟な舞台設定が可能で、さまざまな表現をサポートします。

その他施設:
展示ギャラリー
集会室
リハーサル室
これらの施設は、地域住民の文化活動の振興に貢献しています。

アクセス

鉄道:
JR東日本（東海道本線・横須賀線・根岸線）「大船駅」から徒歩約8-10分です。
湘南モノレール「大船駅」からも同様に徒歩圏内です。

自動車:
横浜横須賀道路 朝比奈ICからアクセス可能です。


経緯

鎌倉芸術館は、かつて松竹大船撮影所があった敷地の一部を借りて建設されました。鎌倉市は、1986年11月に松竹本社との間で敷地の賃貸借契約を締結し、1990年11月に起工式を行いました。敷地面積は1万1500平方メートルに及びます。
建設当初は「文化ホール（仮称）」と呼ばれており、その建設にあたっては様々な議論が交わされました。賃貸借契約の締結にあたっては住民監査請求も提出されるなど、市民からの関心も非常に高いプロジェクトでした。

運営体制

開館から2006年3月までは、財団法人鎌倉市芸術文化振興財団が管理を行っていました。
2006年4月からは、サントリーパブリシティサービスグループ（サントリーパブリシティサービス株式会社・株式会社共立・株式会社東急エージェンシー）が運営管理を担当しました。
* 2022年4月からは、財団法人鎌倉市芸術文化振興財団と国際ビルサービス共同事業体が共同で管理運営を行っています。

鎌倉芸術館は、鎌倉市民にとって芸術文化を身近に感じられる場所であり、多様な文化交流の拠点として、これからも地域社会に貢献していくことが期待されています。

鎌倉芸術館公式ページ

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