長崎市民エフエム放送

特定非営利活動法人 長崎市民エフエム放送

特定非営利活動法人長崎市民エフエム放送は、長崎県長崎市を拠点に活動するコミュニティFM局であり、地域の情報や文化を発信する重要な役割を果たしています。2005年9月9日に開局し、長崎市の大黒町に演奏所を置いています。これまで、出島町の出島交流会館内にスタジオを設けていましたが、2006年7月には現在の場所に移転しています。

この放送局の特徴は、すべての番組が自主制作であるという点です。リスナーのニーズに応える形で、地域に密着した情報を提供するために様々なジャンルの番組が編成されています。生放送番組は、ツイキャスを通じてインターネットでも配信されており、これにより多くのリスナーがリアルタイムで番組を楽しむことができます。

受信エリア

長崎市民エフエム放送の受信エリアは、主に長崎市の中心部および長与町、時津町の一部地域です。長崎市の中心は、周囲を山々に囲まれたすり鉢状の地形を形成しています。このため、当局の送信所は長崎市の稲佐山中腹に位置し、すり鉢の端にあたる稲佐山山頂や金比羅山などと比べると標高は低いですが、優れた位置に設置されています。

そのため、長崎市の中心部から離れた東長崎地区や野母崎地区、三重地区などでの受信は難しい状況ですが、送信所の設置地点は、同エリアでかつて放送を行っていた長崎シティエフエムの風頭山の送信所に比べて、標高や位置的に有利なため、時津町や長与町でも受信が可能です。放送エリア内には、106,695世帯もの家庭があり、多くのリスナーがこの局の放送を通じて地域の情報にアクセスしています。

関連項目

• - コミュニティ放送局一覧
• - 長崎シティエフエム: 2020年に閉局した長崎市内のもうひとつのコミュニティFM局

特定非営利活動法人長崎市民エフエム放送は、地域社会に密着し、住民のコミュニケーションを促進する重要なメディアとして今後も活動を続けていくことでしょう。これからも、地域の文化や出来事を伝えるために尽力し、リスナーとの絆を深めていくことが期待されています。

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