長崎望未

長崎望未のプロフィール



長崎望未（ながさきのぞみ、1992年6月19日生まれ）は、愛媛県新居浜市出身の女子ソフトボール選手で、外野手として輝かしいキャリアを築きました。元トヨタ自動車レッドテリアーズの一員であり、元ソフトボール日本代表として国際舞台でも活躍。現在はJD.LEAGUEのブランドアンバサダーとして新たな活動をしています。

経歴



長崎は幼少期からソフトボールに情熱を注ぎ、小学校3年生の時にこのスポーツを始めました。男子選手たちと競い合い、6年生にはチームの4番バッターに選ばれるなど、その才能を早くから示しました。中学生時代には全国中学校ソフトボール大会に出場し、高校では京都西山高等学校に進学、2008年にはインターハイでの優勝に大きく貢献しました。

高校卒業後の2011年、長崎はトヨタ自動車に入団。驚異的なパフォーマンスで、ルーキーイヤーから日本リーグ優勝に寄与し、自らも本塁打王、打点王、ベストナイン賞、新人賞という四冠を獲得しました。これは、2011年において新人選手が成し遂げた偉業であり、山田恵里以来9年ぶりの快挙でした。さらに、2011年の世界ジュニア選手権ではレギュラーとしてチーム準優勝に貢献。

2014年からは日本代表に選ばれ、世界選手権（2014年、2016年、2018年）やアジア大会（2014年、2018年）でメダル獲得に寄与しました。2020年12月9日、長崎は現役引退を公式に発表し、これまでのキャリアで新たな記録を樹立しました。

その後、2021年にはYouTubeチャンネルを開設し、2021年8月には軟式野球チーム「クーニンズ」に短期間加入。2023年10月にはJD.LEAGUEのブランドアンバサダーに就任し、その活動を広げています。

選手としての特徴



彼女のプレースタイルについて、日本代表監督の宇津木麗華氏は「シュアで長打力を持つ天才」と評価しています。憧れの選手にはプロ野球の鈴木誠也や前田智徳を挙げています。

人物・エピソード



長崎は幼少期から非常にストイックな姿勢で練習に取り組み、高校時代には激しいスイングで手の骨を3回骨折するという苦い経験をしています。それでも彼女は諦めず、努力し続けました。彼女のラッキーカラーはブルーで、ソフトボールの用具にもこだわりを持っています。

また、野球から派生した競技「ベースボール5」でも活躍し、東京ヴェルディ・バンバータでプレー。2022年の日本代表決定戦では優勝を果たしましたが、アジアカップへの参加資格を満たせず、日本代表権を逃してしまいました。

年度別打撃成績



長崎の成績は以下の通りです。


背番号は2011年から2020年まで8番を着用していました。長崎望未は、今後もスポーツ界におけるその影響力を発揮し続けることでしょう。

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