長崎県立農業大学校

長崎県立農業大学校

長崎県立農業大学校は、長崎県諫早市小船越町に位置する農業大学校です。農業改良助長法に基づき、地域農業の発展に貢献できる専門的な知識と技術を持った人材育成を目的としています。

概要

本校は、農業に関する高度な知識と技術を習得するための教育機関であり、実践的な学習を通じて、農業の担い手を育成しています。学生は、全寮制の中で、専門的な知識や技術だけでなく、自律性、実践力、協調性を養います。

所在地は以下の通りです。

本校: 〒854-0062 長崎県諫早市小船越町3171番地
畜産学科: 〒859-1404 長崎県島原市有明町湯江丁3600

設置学部・学科

養成部: 野菜学科、花き学科、果樹学科、畜産学科の4学科があります。修業年限は2年間で、全寮制となっています。
研修部: 農業者や農業指導者、異業種からの転職者、新規学卒者などに対し、必要に応じた研修を実施しています。

校訓

本校の校訓は「自律・実践・協調」です。これは、学生が自ら考え、行動し、他者と協力しながら農業に取り組む姿勢を重視していることを示しています。

沿革

本校は、1914年（大正3年）に長崎市中川町の農事試験場に設置された「農事練習所」を起源としています。その後、幾度かの名称変更や移転を経て、1995年（平成7年）に現在の「長崎県立農業大学校」となりました。

1914年（大正3年）: 長崎市中川町の農事試験場に「農事練習所」が設置
1915年（大正4年）: 「甲種・乙種農事練習所」に改称
1920年（大正9年）: 農事試験場の移転に伴い、北諫早村大字栄田に移転
1922年（大正11年）: 「農事練習所」に改称
1938年（昭和13年）: 「農会技術員養成所」に改称
1943年（昭和18年）: 「農業技術員養成所」に改称
1949年（昭和24年）: 「長崎県立農業講習所」に改称
1961年（昭和36年）: 「長崎県総合農林センター教習部農業講習所」に改称し、現在地（小船越町）に移転
1966年（昭和41年）: 「長崎県総合農林センター教習部農業大学校」に改称
1971年（昭和46年）: 「長崎県立農業大学校」として独立
1978年（昭和53年）: 「長崎県立農業経営大学校」に改称
1995年（平成7年）: 「長崎県立農業大学校」に改称。養成部に4学科、研究部を設置
2014年（平成26年）: 研究部を廃止

関連項目

大学校一覧

外部リンク

* 長崎県立農業大学校

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