長崎県道235号昭和馬町線

長崎県道235号昭和馬町線は、長崎県長崎市内を東西に結ぶ一般県道です。長崎市文教町を起点とし、馬町を終点とするこの路線は、総延長6.9kmの道のりの中で、長崎の街の多様な表情を見せてくれます。

路線の特徴

概要
長崎市文教町から長崎市馬町に至るこの県道は、国道34号、国道206号の迂回路としての役割も担っています。長崎市街中心部と北部を結ぶルートとして、地域住民にとって重要な生活道路となっています。
ルート
起点は、昭和町交差点ではなく、長崎市街寄りの文教町交差点です。そこから住宅密集地を縫うように進みます。西山町までは急勾配が続く区間が多く、長崎特有の地形を象徴していると言えるでしょう。西山町以降は道幅が広がり、4車線の快走区間となりますが、終点の馬町交差点では慢性的な渋滞が発生しやすいのが難点です。起点から坂を上り、本原一丁目交差点で左折、さらに坂を上って三原町方面へ向かい、三原町からは終点まで下り坂となります。
交通
長崎県交通局の路線バスが全区間を運行しており、地域住民の足として活躍しています。特に本原一丁目 - 馬町間は循環系統の経路にもなっており、バスの利用頻度が高い区間です。長崎市中心部と北部をこの道路経由で行き来することは、地元では「西山越え」と呼ばれています。

路線データ

起点：長崎県長崎市文教町（文教町交差点、長崎県道113号長与大橋町線交点）
終点：長崎県長崎市馬町（馬町交差点、国道34号交点）
総延長：6.9 km
愛称：西山通り

道路施設

浦上橋（浦上川、長崎市）

周辺施設

沿道には、長崎大学教育学部附属小学校・中学校、長崎大学（文教キャンパス、片淵キャンパス）、フランシスコ病院、長崎市立三原小学校、長崎精道小学校・中学校、精道三川台小学校・中学校・高等学校、鎮西大社諏訪神社など、教育機関や医療機関、神社などが点在しています。

その他

県道235号線は、西九州新幹線とも交差しています。

長崎の街の暮らしを支える重要な県道である長崎県道235号昭和馬町線。その道を辿ることで、長崎の歴史や文化、そして人々の生活に触れることができるでしょう。

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