長昌寺 (新宿区)

長昌寺（ちょうしょうじ）

長昌寺は、東京都新宿区にある曹洞宗の寺院です。1616年（元和2年）に栄岩宗茂大和尚によって開山されました。当初は市谷田町に位置していましたが、外濠造成工事のため、1635年（寛永12年）に現在の場所に移転しました。

歴史

長昌寺は、幸運にも1923年（大正12年）の関東大震災や1945年（昭和20年）の空襲による被害を免れました。そのため、1851年（嘉永4年）に建立された木造の本堂が残っていましたが、老朽化が進んだため、1996年（平成8年）に新築されました。長昌寺は、長い歴史の中で多くの困難を乗り越えてきた寺院であり、その歴史は、今日の姿にも深く刻み込まれています。

境内

境内には、僧侶であり仏教学者でもあった原坦山の墓があります。原坦山は、仏教の研究に生涯を捧げ、多くの著作を遺しました。その功績は、現在も多くの人々に影響を与えています。長昌寺は、静かで落ち着いた雰囲気があり、訪れる人に安らぎを与えてくれます。

アクセス

長昌寺へのアクセスは以下の通りです。

都営地下鉄大江戸線「牛込柳町駅」より徒歩5分
新宿駅西口より都営バス（白61系統）に乗車、「薬王寺町」停留所下車

その他

長昌寺は、地域の人々に親しまれており、さまざまな行事やイベントが開催されています。また、喫茶去～禅寺の長男～というブログも運営しており、長昌寺の日常や禅の教えなどを発信しています。

参考文献

『江戸・東京歴史散歩2（千代田区・文京区・新宿区）』トゥーヴァージンズ、2019年

外部リンク

喫茶去～禅寺の長男～（曹洞宗泰國山長昌寺ブログ）

長昌寺は、歴史と文化が息づく場所であり、訪れる人に心の安らぎと新たな発見を与えてくれるでしょう。

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