長沼分屯基地

長沼分屯基地は、北海道夕張郡長沼町馬追台に位置する航空自衛隊千歳基地の分屯基地です。基地には第11高射隊と第24高射隊が配置されており、分屯基地司令は第11高射隊長が兼務しています。

沿革

昭和43年5月：防衛庁が長沼馬追山への基地設置を発表しました。
昭和43年6月：長沼町議会が基地設置協力の決議案を可決しました。
昭和46年12月：分屯基地が開設され、第3高射群第11高射隊が新設されました。
昭和47年5月：ナイキJミサイルの射統器材と発射機2基が展開されました。
昭和48年2月：ナイキJによる防空準備態勢が開始されました。
平成2年4月：ナイキJからペトリオットへの器材改編が行われました。
平成2年8月：第4高射群第24高射隊が新設されました。
平成23年7月：分屯基地創立40周年記念行事が開催されました。

配置部隊

長沼分屯基地には、北部航空方面隊隷下の北部高射群に属する以下の部隊が配置されています。

北部高射群：地対空誘導弾パトリオットを運用しています。
第11高射隊：PAC-2を配備しています。
第24高射隊：PAC-2を配備しています。

その他

長沼分屯基地は、航空自衛隊の重要な防衛拠点の一つであり、周辺地域の防空を担っています。また、地域社会との交流も積極的に行っており、基地祭などのイベントを通じて地域住民との親睦を深めています。

関連項目

航空自衛隊の基地一覧
長沼ナイキ事件
馬追山

外部リンク

* 長沼分屯基地

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