長町一丁目駅

長町一丁目駅の概要

長町一丁目駅（ながまちいっちょうめえき）は、宮城県仙台市太白区に位置する仙台市地下鉄南北線の駅であり、駅番号はN14です。また、副駅名として「市立病院前」が設定されています。この駅は地域住民にとって重要な交通手段となっており、最新の設備も整えられています。

歴史

この駅は1987年7月15日に開業しました。長い歴史を持つ駅ですが、近年もさまざまな設備の更新が行われています。特に2009年11月7日には可動式ホーム柵の運用が開始され、安全性が向上しました。また、2013年11月29日には自動改札機の更新工事が完了し、ICカード「icsca」の導入が進められました。

さらに、2014年には大きな変化がありました。8月11日には仙台市立病院の移転に伴い、南2出口が新設され、正午からの供用が開始されました。そして、11月1日には副駅名が五橋駅から当駅に移転し、その背景には市立病院が当駅近くに位置することが影響しています。

駅構造

長町一丁目駅は、1面2線の島式ホームを有する地下駅です。周囲の環境に配慮し、国道4号の下を通る線路設計がされています。また、駅の出口は2か所あり、さらに市立病院側に1か所が設けられています。これにより、利用者は便利に出入りすることができます。

利用状況

2023年度には、長町一丁目駅の1日平均乗車人数は4,088人に達しています。この数字は、駅が地域の重要な交通拠点としての役割を果たしていることを示しています。日々、多くの通勤客や学生、訪問者が利用しています。

駅周辺の特徴

駅周辺は、広瀬川に架かる広瀬橋の南側に位置しています。国道沿いには商店が立ち並び、周囲には中層のビルが多く立ち並ぶ住宅地があります。特に目を引くのは、北1出口近くの地下にあるライブハウス「RIPPLE」です。この施設は、駅と直結しているため、交通アクセスが非常に便利です。

駅の近くには、仙台市営バスや宮城交通の「長町一丁目駅」停留所もあり、さらには仙台長町三郵便局や仙台市立病院、宮城県第二総合運動場なども存在しています。教育機関としては宮城県仙台南高等学校や宮城県立聴覚支援学校も近くに位置しています。また、駅周辺にはコンビニエンスストアもあり、買い物にも便利な場所です。

駅名の由来

長町一丁目駅の開業前の仮称は「広瀬橋駅」でしたが、広瀬橋の北側にあるバス停や電停との位置関係から、地元の意見も考慮され、現在の駅名が命名されました。このように、地域に密着した名称が選ばれた背景には多くの人々の想いが込められています。

隣接する駅

長町一丁目駅は、仙台市地下鉄南北線の一部であり、隣の駅は河原町駅 (N13)および長町駅 (N15)です。

この駅は今後も地域の交通の要として、多くの人々に利用され続けることでしょう。

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