長谷川武

長谷川武：視野の広さとパスセンスで魅せたバスケットボールプレイヤー

長谷川武（はせがわ たけし）は、1984年8月1日生まれ、岩手県稗貫郡石鳥谷町（現在の花巻市）出身の元プロバスケットボール選手です。ポジションはフォワード/センター（F/C）を務めていました。弟は川崎ブレイブサンダースに所属する長谷川技。

プロ入りとキャリア

花巻市立石鳥谷中学校、黒沢尻工業高校、拓殖大学を経て、2007年にJBLのオーエスジーフェニックス東三河（現三遠ネオフェニックス）に加入し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。2008年には千葉ピアスアローバジャーズ（現千葉ジェッツふなばしネクスト）に移籍。

2010年には、関東実業団リーグに所属する大塚商会（現越谷アルファーズ）へ移籍し、新たな挑戦を始めます。2012-13シーズンには、大塚商会がJBL2に加盟し、長谷川選手もJBL2の舞台でプレーすることになりました。

2013年には、3x3男子日本代表に選出され、第1回FIBAアジア3x3選手権（カタール・ドーハ）に出場。国際舞台での経験も積みました。2013-14シーズンからは、JBL2の後継リーグであるNBDLでプレー。

2016-17シーズンからはB3リーグに活躍の場を移し、同シーズンと翌2017-18シーズンの2シーズン連続で、B3リーグのアシスト数ランキングでリーグ2位という記録を残しました。

2018-19シーズンには、所属チームである大塚商会が越谷アルファーズへとチーム名を変更。長谷川選手はチームのB2リーグ昇格に大きく貢献しました。B2リーグでプレーした2019-20シーズン限りで越谷アルファーズを退団。

2020年9月には、愛媛オレンジバイキングスと短期契約を締結し入団。コロナ禍における特別ルールによるものでしたが、同年11月9日をもって契約満了となりました。

2021年10月25日、自身のインスタグラムを通じて現役引退を発表しました。

プレースタイルと評価

長谷川選手は、特にプレー時の視野の広さが際立っており、パスの名手として高い評価を受けていました。その視野の広さを生かしたアシストで、数々のチームの勝利に貢献しました。

所属チーム

黒沢尻工業高
拓殖大学
オーエスジーフェニックス東三河（2007年〜2008年）
千葉（2008年〜2010年）
大塚商会・越谷（2010年〜2020年）
愛媛（2020年）

関連情報

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