長野 - 新潟線

長野 - 新潟線について

長野 - 新潟線は、長野県長野市と新潟県新潟市を結ぶ高速バス路線です。この路線は、両都市間を直通で結ぶ唯一の公共交通機関として、ビジネスや観光など、さまざまな目的で利用されています。全便座席指定制のため、乗車には事前の予約が必要です。

運行会社

この路線は、以下の2社によって共同運行されています。

長電バス: 新潟行きの1便と3便、長野行きの6便と8便を担当しています。
新潟交通: 新潟行きの5便と7便、長野行きの2便と4便を担当しています。

停車停留所

停車停留所は以下の通りです。路線図では、▼は長野発のみ乗車、新潟発は降車のみ、▲は新潟発のみ乗車、長野発は降車のみ、▽は長野発のみ停車（降車のみ）、♯は休憩停車を行うサービスエリアを示します。

長野市内各停留所
上信越自動車道上のサービスエリア（休憩）
北陸自動車道上のサービスエリア（休憩）
新潟市内各停留所
万代シテイバスセンター前 (長野発のみ停車)

運行経路

長野市内を出発後、上信越自動車道、北陸自動車道を経由して新潟市内へと至ります。

沿革

1990年10月23日: 運行開始。
1995年11月: 上信越自動車道の延伸に伴い、信州中野インターチェンジまで同道経由に変更。
1999年10月: 上信越自動車道全通に伴い、長野市内、新潟市内を除き、高速道経由となる。
2010年8月1日: 長岡北・栄での乗降取り扱いを開始。
2010年9月2日: 長野駅前停留所を長電パーキング前（乗車場）・東急シェルシェ前（降車場）から現在地に移転。
2011年8月1日: 木田（上越）での乗降取り扱いを開始。
2019年6月21日: 運賃改定。
2020年4月20日: 新型コロナウイルスの影響により、1日2往復（各社1往復ずつ）を運休。
2020年4月25日: 全便運休。
2020年6月1日: 一部便（1日2往復）の運行を再開。
2020年10月23日: 運行30周年を迎え、利用客を対象に記念ポストカードを配布。

使用車両

両社とも原則として、化粧室付き4列シート定員40名の車両を使用しています。

備考

運行開始当初、上信越自動車道は未開通であり、並行する信越本線には長野～新潟間を結ぶ急行列車（「赤倉」など）が運行され、競合関係にありました。その後、北陸新幹線（高崎 - 長野間）の開業により、JRは特急「みのり」を運行開始し、顧客獲得競争が激化しましたが、上信越自動車道が全通すると「みのり」は長野県内乗り入れを廃止し、新潟県内連絡快速の「くびき野」に格下げされました。現在では、本路線が長野・新潟間の唯一の直通連絡交通となっています。

2010年8月より乗降取り扱いを開始した長岡北・栄の両バス停は、越後交通の営業エリア内にあり、2011年8月より乗降取り扱いを開始した木田バス停も、頸城自動車の営業エリア内にあります。

脚注

運行開始当初は、高速道路が未整備のため一般道を経由していた。
2020年には新型コロナウイルス感染症の影響で一時的に全便運休となった。

関連項目

くびき野 (列車)

外部リンク

高速バス 長野 - 新潟（長電バス）
* 県外高速バス 長野線（新潟交通）

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