長野南バイパス

長野南バイパス

長野南バイパスは、国道19号の長野市街区間における慢性的な交通渋滞を解消するために建設されたバイパス道路です。長野オリンピック開催直前には、オリンピック会場を結ぶ白馬長野ルートの一部として、建設が急がれました。また、地域高規格道路である長野環状道路の南側区間の一部も担っています。

概要

長野南バイパスは、長野市篠ノ井小松原の小松原トンネル西交差点を起点とし、小松原トンネルを抜けて長野市南部を東西に横断します。国道19号の本線とは合流せず、国道18号の篠ノ井バイパスと大塚南交差点で接続し、終点となります。

路線データ

起点: 長野県長野市篠ノ井小松原（小松原トンネル西交差点）
終点: 長野県長野市青木島町大塚（大塚南交差点）
全長: 6.9km
幅員: 16m / 29m / 30m
道路規格: 第3種第2級・第3種第1級
車線数: 4車線（小松原トンネル本線と前後1.7kmのみ2車線）
設計速度: 60km/h・80km/h

歴史

1990年（平成2年）3月8日 - 都市計画決定。
1994年（平成6年）1月 - 小松原トンネル等の建設開始。
1996年（平成8年）4月 - 小松原トンネル貫通。
1997年（平成9年）3月18日 - 小松原～川中島間（L=3.9km）が暫定2車線で開通。
1997年（平成9年）12月20日 - 全線が暫定2車線で開通。
1999年（平成11年） - 稲里西交差点の立体工事開始。
2000年（平成12年） - 稲里～大塚南交差点間（L=3.0km）の4車線化工事開始。
2001年（平成13年） - 稲里～大塚南交差点間（L=3.0km）が4車線で供用開始。
2002年（平成14年）7月30日 - 稲里立体交差が供用開始。

地理

通過する自治体

長野県
長野市

交差する道路

小松原トンネル西交差点（起点）
国道19号（本線）
小松原トンネル東交差点
長野県道383号犀口下居返線
稲里西交差点
長野県道77号長野上田線（旧国道18号）
下氷鉋・塔之腰交差点
長野県道35号長野真田線（小島田バイパス）
大塚南交差点（終点）
国道18号（篠ノ井バイパス）
長野県道372号三才大豆島中御所線支線（五輪大橋有料道路方面）

関連事項

長野環状道路
白馬長野有料道路
五輪大橋有料道路

外部リンク

* 国土交通省 長野国道事務所

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