長野県辰野高等学校

長野県辰野高等学校

長野県辰野高等学校は、長野県上伊那郡辰野町にある公立高等学校です。普通科と商業科の2つの学科を設置しており、地域社会に貢献できる人材育成を目指しています。

特徴

教育目標

本校では、以下の4つを教育目標として掲げています。

勤労と責任を重んじ、自主独立のできる生活能力を養う。
相互扶助と自他敬愛の精神を養う。
専門的技術の修得と、応用能力の向上を計る。
地域の要望に応え、質実の伝統を活かし、学校長、職員、生徒全員が常に一体となって教育の成果を挙げる。

これらの目標に基づき、生徒たちは学業だけでなく、社会で活躍するための基礎となる力を身につけています。

三者協議会

生徒、保護者、教師で構成される三者協議会が組織され、学校運営に関する様々な事項について話し合いが行われています。この協議会を通じて、学校と家庭、地域が一体となって生徒たちの成長をサポートしています。

文化祭

文化祭は「桜陵祭」（おうりょうさい）と呼ばれ、生徒たちの創造性や自主性が発揮される場となっています。

沿革

本校は、1913年に長野県上伊那郡組合立伊北農蚕学校として開校しました。その後、幾度かの改称や学科の設置・廃止を経て、現在の長野県辰野高等学校となりました。以下に主な沿革をまとめます。

1913年4月21日 - 長野県上伊那郡組合立伊北農蚕学校として開校。
1921年5月6日 - 長野県上伊那郡伊北農商学校に改称、商業科を設置。
1925年6月2日 - 甲種学校へ昇格。
1944年2月24日 - 農林科を設置、商業科の募集停止。
1946年3月23日 - 農林科を廃止、商業科の募集再開。
1947年4月1日 - 長野県に移管。
1948年3月23日 - 学制改革により長野県辰野実業高等学校となる。全日制、定時制本校、定時制小野分校及び併設中学校を設置。
1939年4月1日 - 長野県伊那富実科高等女学校が開校。
1943年3月31日 - 長野県伊那富高等女学校に改称。
1947年3月31日 - 長野県辰野高等女学校に改称。
1948年3月31日 - 学制改革により長野県辰野町立辰野高等学校となる。併設中学校を設置。
1949年3月31日 - 長野県辰野実業高等学校が長野県辰野町立辰野高等学校を併合。農業科、商業科、普通科を設置。併設中学校廃止。
1949年5月19日 - 長野県辰野高等学校に改称。
1953年3月31日 - 定時制小野分校を廃止。
1965年3月31日 - 農業科を廃止。
1972年3月11日 - 定時制を廃止。

校歌・校章

校歌: 辰野高等学校校歌（作詞：北沢小八郎、作曲：船橋栄吉）
校章: 学校のウェブサイトで確認できます。

アクセス

鉄道: 東海旅客鉄道飯田線 宮木駅下車 徒歩15分
バス: 辰野町営バス 川島線 高校前停留所下車すぐ

主な出身者

平沢彰（俳優）
小池和夫（湖池屋創業者）
山崎弘美（元読売ジャイアンツ選手、マネージャー）

関連項目

長野県高等学校一覧
旧制中等教育学校の一覧 (長野県)
日本の商業に関する学科設置高等学校一覧

外部リンク

* 長野県辰野高等学校

長野県辰野高等学校は、地域に根ざした教育活動を展開し、生徒一人ひとりの個性と能力を伸ばすことを目指しています。

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