長野県飯山高等学校

長野県飯山高等学校

長野県飯山高等学校は、長野県飯山市に所在する公立の高等学校です。この学校は、旧長野県飯山北高等学校の校地をそのまま利用しています。

特徴

特筆すべきは、県内で唯一のスポーツ科学科（旧体育科）を擁している点です。この学科は県外からの入学も可能で、スポーツに特化した教育を受けることができます。

沿革

長野県飯山高等学校は、複数の学校の統合を経て現在の形になりました。その変遷は以下の通りです。

2007年4月1日: 長野県飯山南高等学校と長野県飯山照丘高等学校が統合し、新たに長野県飯山高等学校が開校しました。当初は旧飯山南高等学校の校舎を使用していました。
2009年3月31日: 旧飯山南高等学校と旧飯山照丘高等学校が閉校し、一次統合が完了しました。
2014年4月1日: 長野県飯山北高等学校と統合。この時、普通科とスポーツ科学科に加え、理数科を発展させた自然科学探究科と人文科学探究科を設置。旧飯山北高等学校の校地内に新校舎が完成し、そこを使用開始しました。統合により、学科の幅が大きく広がりました。
2016年3月31日: 旧飯山北高等学校が閉校。旧飯山南高等学校の校舎の使用も廃止され、二次統合が完了しました。
2019年7月21日: 野球部が第101回全国[[高等学校野球選手権長野大会]]で優勝し、全国大会に初出場を果たしました。

統合の経過

2006年3月、長野県高等学校改革プラン実施計画に基づき、旧第1通学区では二段階の統合が行われました。

まず、一次統合として2007年度に旧飯山南高校と旧飯山照丘高校が統合されました。二次統合では、2014年度に長野県飯山高等学校と旧飯山北高等学校が統合。これにより、普通科と探究科は旧飯山北高等学校の新校舎へ、スポーツ科学科は旧飯山南高等学校の校舎に分かれて通学しました。その後、旧飯山北高等学校の校地にスポーツ科学科棟（大体育館）が完成し、2016年4月からは全生徒が旧飯山北高等学校の校舎で学んでいます。

教育目標

長野県飯山高等学校は以下の教育目標を掲げています。

学力に応じた丁寧な指導で、基礎学力の定着を図る。
多様な進路希望に対応し、個々の進路実現を支援する。
基本的な生活習慣を確立し、規範意識を育成する。
クラブ活動や生徒会活動を充実させ、活性化する。
体育科においては、各種専攻種目を充実させ、その発展を目指す。
地域や保護者との連携を強化し、地域の期待に応える学校づくりを行う。

主な卒業生

長野県飯山高等学校

久保田真知子 - スキージャンプ選手
山本涼太 - ノルディックスキー複合選手（2022年北京オリンピックノルディック複合団体銅メダリスト）

長野県飯山南高等学校

越路吹雪 - シャンソン歌手、女優、元宝塚歌劇団（飯山高女に在籍）
雪路かほ - 女優、元宝塚歌劇団
河野孝典 - ノルディックスキー複合選手（アルベールビル、リレハンメルオリンピック代表、ノルディック複合団体金メダリスト）
野田鉄平 - フリースタイルスキーモーグル選手（ソルトレークシティオリンピック代表）
山田大起 - ノルディックスキージャンプ選手（ソルトレークシティオリンピック代表）
駒村俊介 - ノルディックスキークロスカントリースキー選手（トリノオリンピック代表）
恩田祐一 - ノルディックスキークロスカントリースキー選手（トリノオリンピック代表）
成瀬野生 - ノルディックスキークロスカントリースキー選手（トリノオリンピック代表）
松井由貴美 - モデル
喜多那由夏 - ボートレーサー

アクセス

最寄駅: 東日本旅客鉄道飯山線 北飯山駅 徒歩3分

脚注

[脚注]

関連項目

長野県高等学校一覧
旧制中等教育学校の一覧 (長野県))
日本の体育科設置[[高等学校一覧]]

外部リンク

長野県飯山高等学校
* 飯山新校 - ウェイバックマシン（2016年5月13日アーカイブ分）

もう一度検索