閔炳憲

閔炳憲（ミン・ビョンホン）のプロフィール

閔炳憲（ミン・ビョンホン、韓国名：민병헌）は、1987年3月10日に韓国で生まれた元プロ野球選手で、外野手としてのキャリアを持っています。彼は主に斗山ベアーズとロッテ・ジャイアンツで活躍し、数々の記録を打ち立ててきました。

経歴

斗山ベアーズ時代

閔炳憲は2006年に斗山ベアーズに入団し、プロキャリアをスタートさせました。初年度は主に代走として出場し、80試合に出場、その際17盗塁を記録しました。2007年には119試合に出場しましたが、翌年には太もも打撲や右手親指の骨折の影響で87試合に留まりました。2010年から2012年には兵役に就き、2012年10月に復帰します。

2013年、閔は2番打者・右翼手としてレギュラーの座を確立し、チームトップの打率を記録しました。翌年にはファン投票でオールスターゲームに初出場し、162安打を放ってリーグ3位の記録を達成。また、仁川アジア大会の韓国代表としても活躍し、優勝に貢献しました。2015年には国際大会、WBSCプレミア12の韓国代表にも選ばれました。さらに、2017年にはワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の代表に選出されるという栄光も手にしました。

ロッテ・ジャイアンツ時代

2017年のオフにフリーエージェント権を行使し、ロッテ・ジャイアンツに移籍。契約金は4年総額80億ウォンでした。移籍後の2019年には再度WBSCプレミア12の韓国代表に選出され、国際舞台での活躍を続けました。しかし、2020年には100安打を記録できず、2021年には脳動脈瘤の手術を受けることになりました。この手術の影響で、同年9月26日に現役引退を発表しました。

現役引退後の活動

2024年からは野球解説者として活動を開始し、霊山大学校野球部の監督に就任しました。解説者としての知識や経験を生かし、若手選手の育成を担うことで、今後の韓国野球界への貢献が期待されます。

論難

閔炳憲は、2015年の斗山対NCダイノス戦で起きた乱闘騒ぎに巻き込まれました。この試合では、相手チームの選手に対して無関係だったにもかかわらず、混乱の中でボールを投げつける行為をし、退場処分を受けた選手に疑われました。真相が明らかになると、彼は出場停止3試合、40時間の社会奉仕活動、さらに100万ウォンの罰金を科されることとなりました。

詳細情報

閔の背番号は、斗山時代に49番、2012年には35番、ロッテ移籍後は3番をつけました。また、彼の代表歴も充実しており、アジア競技大会や複数のWBSCプレミア12、WBCに出選されてきました。

外部リンク

• - 選手の各国通算成績 KBO

結論として、閔炳憲は韓国の野球界において多大な影響を与え、その後の活動でも多くの才能を育てることが期待されています。

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