関島秀樹

関島秀樹：故郷を歌い、心をつなぐシンガーソングライター

関島秀樹は、1954年11月3日生まれ、熊本県荒尾市出身のシンガーソングライターです。1979年に「あじさい寺」でレコードデビューし、東芝日曜劇場で俳優デビューも果たしました。現在は滋賀県大津市に在住し、全国各地でコンサート活動を行っています。

プロフィール：音楽に込められたメッセージ

関島秀樹の音楽は、自然や故郷への愛、家族や心の触れ合いの大切さをテーマにしています。「もっとやさしくたって生きてゆけるだろう」という信念のもと、平和や命の尊さ、懸命に生きることの素晴らしさを歌い上げています。

代表曲の一つである「帰らんちゃよか」は、故郷熊本への想いを込めた楽曲で、ばってん荒川や島津亜矢によって歌い継がれています。2015年には、島津亜矢がNHK紅白歌合戦で歌唱し、大きな反響を呼びました。また、正調「五木の子守唄」を地元の方から受け継ぎ、日本の言葉や歌、叙情や心を大切にしています。

東日本大震災後には、復興応援CD「がんばる君のために」をリリースし、被災地を何度も訪れて歌を届けました。熊本地震の際には、故郷で被災し、直後から避難所を慰問するなど、被災地支援に尽力しています。

ヒストリー：音楽への情熱と故郷への想い

大学卒業後、音楽の道を志し、様々な経験を積みました。松本ちえこや小坂明子のマネージャーを務める傍ら、音楽への憧れを募らせ、1979年に念願のデビューを果たします。その後、俳優やDJ、レポーターなど幅広い分野で活躍し、表現力を磨きました。

1989年には、アメリカに渡り、本場の音楽に触れますが、やはり自分の歌は日本語で歌うべきだと痛感し帰国。1991年に結婚し、活動拠点を京都に移します。その後、滋賀県に移り住み、家族との生活を大切にしながら音楽活動を続けています。

熊本への貢献：観光大使としての活動

関島秀樹は、熊本県荒尾市の観光大使も務めています。故郷の魅力を発信し、地域活性化に貢献しています。また、2017年には、福島県双葉郡広野町の「広野町夢大使」に任命され、復興支援にも力を入れています。

音楽活動：アルバム、シングル、DVD

数多くのアルバムやシングルをリリースしています。代表的なアルバムには、「風のアルペジオ」「故郷の歌が聞こえる」「あなたに贈る歌　春にゆく」などがあります。また、「コンクリートの街で〜東京からふるさとへ よみがえる日本の叙情〜」などのDVDも発表しています。

提供楽曲：多くのアーティストに歌い継がれる名曲

「帰らんちゃよか」をはじめ、多くの楽曲を他のアーティストに提供しています。玄海竜二、山口眞、西岡はるみなど、様々なジャンルのアーティストが関島秀樹の楽曲を歌い、その才能を高く評価しています。

近年の活動：被災地支援と音楽の力

近年は、能登半島地震被災地復興応援チャリティコンサートを開催するなど、被災地支援に力を入れています。音楽を通して人々に勇気と希望を与え続けています。

関島秀樹の音楽は、聴く人の心に温かい光を灯し、故郷への愛や家族の絆を思い出させてくれます。これからも、その歌声で多くの人々に感動を与え続けることでしょう。

ディスコグラフィー、出演情報、外部リンク

（省略）

もう一度検索